経済成長率上昇で、糖分摂取量が上がるインドの子供たち

インドの子供の糖分摂取量

 

日本の高度経済成長期は「過食飽食の時代」と言われ、それにより糖尿病患者が増加したり、成人病(現在は生活習慣病)という言葉が広く認知されるようになった。経済発展と共に食が豊かになり、同時に健康を損なう人も増えていく―――。これは「経済成長率1位」と言われるようになった今のインドでも同じことが起きている。

 


都市化の急速な進展やライフスタイルの劇的な変化によって、インドでは子供のうち実に66.1%が“糖分過多”状態になっている。インド全国の子供約1万7,000人の過去3年分のHba1C(ヘモグロビンa1c)検査結果データを精査した結果、食習慣が変化してきていることや屋内で過ごす時間が増えてきていることから、多くの子供が慢性的に糖分過多の状態にあることがわかった。Hba1C値に異常がみられた子供の比率は66.1%。インドウォッチャー

 

一方、経済成長率1位をめぐってインドをライバル視する中国では年々中国人の健康意識は高まっている。

 

ウーマンズラボ%u3000糖質過多のインドの子供たち

 

こうして考えると先進国は一律以下のような流れをたどっているようだ。

  1. 食糧不足時代
  2. やがて経済発展期に突入
  3. 経済の豊かさと同時に過食飽食の時代へ
  4. それに伴い運動量が減るなどの要因で健康力が弱くなったり、生活習慣病患者が増えていく
  5. 初めて健康へ意識が向かい始める
  6. 健康ニーズの高まり
  7. 健康市場の発展(今の日本はこちらの段階)

 

Hba1C値に異常がみられた子供の比率が半数以上というインドの結果には驚きだ。このような国にとって、日本の健康力や健康市場が模範になっていくだろうから日本の健康力を「ブランド化」していくことはビジネスチャンスでもあり同時に義務でもある。

 

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