コアなファンづくりに成功している2社の取り組みとは?

アウトドア用品を輸入販売するA&F定期的なアウトドアイベント開催でコアなファンづくりに成功している。例えば、「KAMP KAVU」というキャンプイベントはキャンセル待ちになるほどの人気だという。あえて火おこしをするなどして手間をかけるスタイルが特徴的で、「気軽にキャンプ!」という雰囲気ではない。その本格的なところが逆にウケているようだ。

画像引用元:A&F

画像:A&F

アウトドア業界はいち早く「コト消費」に着手

アウトドアスポーツ用品の製造販売を手掛けるモンベル開催のイベントも盛況だ。アウトドア関連業界は、今の消費者が求める「コト消費」の提供を積極的に行っている業界の一つだ。モンベルのイベント開催は年間で4,000回というから、決して、製造販売の「ついでにやってる!」事業ではない。

2社はそれぞれ、イベント開催でコアな顧客を継続的に育てることに成功しているが、それを実現できている一番の理由は企業サイドの「アウトドアを本当に楽しんでもらいたい!」という思いが十分に伝わってくる程の「イベントの質の高さと量にありそうだ。

イベントの量と質が中途半端じゃない!本格的!

2社は年間を通して様々な場所で様々なアクティビティイベントを開催している。種類がとても多く、また同じような種類のアクティビティでも開催場所が異なる度にコースも景色も変わるため、何度参加しても飽きることがない。冬には冬ならではのスノーシューの体験イベントを開催するなど、季節を考慮しているところも人気のポイントだろう。

A&F

コアなファンづくり1

モンベル

画像引用元:モンベル

画像:モンベル

ニーズがすでにあるところへ売り込んでいくだけでは、競合他社とパイの奪い合いになる。ましてや少子化により人口減少が急速に進む日本市場では、ニーズがある人だけに向けて商売をしていても先細りは明らかだ。そんな時は「新しくて楽しいイベントの継続的開催で、無関心層の興味を喚起しニーズを作り出す」というコト消費を狙いたい。上記2社はその最も分かりやすいコト消費型のマーケティング成功事例である。

関連記事

■アディダスのスポーツイベント人気!女性を引き付ける理由は?
■ウォーキングイベントがシニア参加率が高い理由
■参入相次ぐ「ちょい飲み」、女性に支持される理由

一緒に読まれている記事