「健康寿命」とセット、注目新キーワードとは?

最近「フレイル」という言葉を耳にする機会が増えていないだろうか?

フレイルとは要介護手前の状態のこと

フレイルとは高齢期に入り筋力や心身の活力が低下し虚弱状態になることで、フレイルが深刻化すると要介護につながる。つまり、健康な状態から要介護状態の中間を指す言葉だ。フレイルの段階で対策を行えば、要介護の状態へ進行するのを防ぎ健康寿命を延ばす可能性を上げることができる、とのことで近年注目されている概念だ。

フレイル関連商品、サービス、キャッチフレーズが今後増えていくと予想

フレイルの概念は2014年5月に日本老年医学会が提唱したことに始まり、それから徐々にメディアが取り上げるようになったことで認知度が上がってきた。2016年7月号の「NHKきょうの健康」でも「長寿の秘訣」としてフレイルを取り上げている。今後は「フレイル予防」に関連する商品やサービスのニーズが急速に高まりそうだ

画像引用元:きょうの健康

画像引用元:きょうの健康

「フレイル」は「健康寿命」と相性の良いキーワード

ただ「フレイル」は、ネーミングからその概念をイメージすることができない上に、聞きなれない響きなので覚えづらい。フレイル予防を訴え商品やサービスを提案したところで、ターゲット層に「自分ゴト化」させて興味喚起するのは今はまだ難しいかもしれない。フレイルの概念が一般化するまでは、「健康寿命」とセットで提案するのはどうだろう。

フレイルの目的は健康寿命を伸ばすこと。つまり「健康寿命」と相性が良い言葉と言える。ネット上での検索ボリュームを調べることができるグーグルトレンドで2語を並べると同様の伸び率が見られることからも、「フレイル」は「健康寿命」の周辺用語として認知されてきている可能性は十分にある。フレイル関連の商品やサービスに振り向いてもらうためのポイントといえそうだ。
検索以下の青線は「フレイル」で赤線は「健康寿命」の検索ボリューム。

フレイルキーワードトレンド

 

関連記事
■ソニー生命「増加する子育てと介護のダブルケア」を公開
■在宅医療普及がなぜ求められるのか?今後必要なことは?
■要介護手前でも改善可、運動・社会参加・乳製品が鍵。筑波大チーム調査