スーパーの集客イベント 前週比15,394%UPの成功事例 

(2016年7月30日公開の記事を更新)
女性客に大人気のサミット(東京・杉並区)は、イベント開催前後で商品売上が明らかに変わる。最も売れたものでは、イベント開催前との比較で15,394%アップしている。サミット開催のイベントとは近隣の料理教室とコラボする「美味しいレシピ企画」というものだ(参考 食品商業2016年7月号)

主役商品だけでなく、脇役商品の売れ行きもよくなる

サミットでは生鮮食品の販促企画として「美味しいレシピ」企画を、2014年より春秋の年2回行っている。店舗近隣の料理教室とコラボしながらオリジナルレシピを開発し、そのレシピをもとに売り場を構成したり、チラシやメニューブックを配布する。メニュー提案型の店頭販促のため、主役の生鮮食品だけではなく、調理の際に必要になる調味料や関連食材といった脇役商品も併せて売れ行きがよくなるという。

「美味しいレシピ」販売実績、実施前週対比

「美味しいレシピ企画」開催前後で比較すると、売れ行きにこれだけの差が出ているから驚きだ。

・エキストラバージンオリーブオイル 15,394%

・中華ドレッシング 431%

・フレンチドレッシング 414%

・ポッカレモン 287%

・シャルドネ(酒) 324%

・トスサラダ イタリアンバジル味273%

・しょうが焼きのたれ 223%

・ソース 255%

・蒸しサラダ豆 251%

・真鯛 256% など
(引用元:食品商業2016年7月号)

商品の使い方をキュレートして提案してみよう!

スーパーだけではなく、生活雑貨専門店やバラエティショップ、ドラッグストア、美容商品のセレクトショップ、スポーツショップ、通販でもこの販促は使えるだろう。「必要な商品を店内から探し出してキュレートし、商品の使い方を提案する」という方法だ。

「美味しいレシピ企画は売場がつくりやすく、関連商品もよく売れるので、買上点数アップをもっと狙いたい。例えば、関連商品に新商品を増やしたり、生鮮食品のメイン商材も旬だけではなく、こだわりの商品を積極的に取り入れたい」(引用元:食品商業2016年7月号P.67)

企画に協力するのが個人料理家であることや、誰もがスーパーで購入できる食材を使ってレシピを開発している点が、「私にも簡単にできそう!」と思わせる。人気の秘訣は「身近感」なのかもしれない。

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