イトーヨーカ堂イメチェン!女性が喜ぶ売り場の工夫

2020年までに40店舗の閉鎖を発表しているイトーヨーカ堂。なんとなく一昔前の印象が残り、扱っている商品も安いわけでもなく、高いわけでもなく…という微妙なイメージを抱く消費者も多いと思うが、2016年4月25日にオープンしたセブンパークアリオ柏の核店舗となるイトーヨーカ堂アリオ柏店は今までのイメージをガラリと変えている(参考 食品商業2016年7月号)

画像引用元:セブンパーク

画像引用元:セブンパーク

インストア加工の「スイーツステーション」

こちらの店舗では生鮮を強化しており、女性客の集客を図るために、インストア加工型のスイーツ売り場を対面型で設置している。スムージーはカゴメの野菜生活100をベースに生野菜や果物をブレンドししており、レギュラーサイズは¥180と非常にお手頃価格だ。

  • スムージー5種
  • 月ごとに変化する旬の果物を使ったカットフルーツ
  • 旬の果物を使ったタルトケーキ

購入した惣菜やお酒を楽しめる充実スペース

今コンビニやスーパーではイートインスペースの充実で客単価アップや客の滞在時間の延長を図る取り組みが活発だが、セブンパークアリオ柏店では館内全体に60カ所・1000席のレストスペースを用意。そのうち100席はイートインスペースとなっており、ヨーカ堂で購入したお酒や惣菜などの飲食ができる。

セブンカフェの設置

食品売り場サービスカウンターの横にはセブンカフェを設置している。セブンカフェは安くて本格的なコーヒーを味わえると人気だ。

「千産千消」を訴求

千葉県は豊富な魚介が水揚げされたり、農産物の生産がさかんなことから「地産地消」にちなんで「千産千消」を強化した売り場づくりを行う。その土地ならではの食を楽しみたいニーズは今や定着しており、千産千消色が充実すればするほど、周辺住民以外の客の利用も期待できそうだ。

ライブキッチンでにぎわいを演出

旬の食材や調味料を使って、調理を実演しながら客とコミュニケーションをとり試食提案をするという、ライブキッチンを3カ所設置している。ただ、ライブキッチンはどの店舗でも注目度が高く客足を止める絶好の機会だが、ライブキッチンの時間が限られていて、見たい時には実演会は終了しているケースもある。ライブキッチンに関しては時間帯の工夫も必要だ。

随所に散りばめられた女性客の気を惹く仕掛けは参考になる点が多い。今までのイトーヨーカ堂のイメージがガラリと変わる。動画も併せてチェックしておこう。

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