市場拡大見込まれるジビエ市場、8月11日「山の日」とセット提案に

(記事公開2016年8月,最終更新2017年7月)
ジビエとは食材として狩猟で捕獲した野生の鳥獣のことで、日本で食されるのは主にシカやイノシシ。馴染みがなかった日本でも、最近ジビエを提供するレストランは少しずつ増えている。

「ジビエ=秋冬」というイメージが強いが、8月の祝日「山の日」との相性もあり、「夏に食す夏ジビエ」が今後は定着していきそうだ。この季節のシカ肉は脂肪分が少ない上に、クセがなく食べやすいという。疲労回復にも良いことから夏に食べることをおすすめしている。

シカ肉とイノシシ肉で注目される成分として、カルニチンとアンセリンがあげられています。イノシシ肉には一般的に多いとされる牛肉と同等のカルニチンが含まれ、シカ肉は豚肉の8倍近く、イノシシ肉は豚肉の3.6倍含まれていることが判明しました。アンセリンは、強い抗酸化作用があり、近年疲労回復作用などで注目されています。引用:AllAbout

ジビエ市場は成長の兆し、女性客にアピール

ジビエは味にクセがあるため好き嫌いが大きく分かれるが、野生鳥獣による被害対策としてジビエ消費の必要性が高まっている今、ジビエ市場はこれから国内で大きく伸びていく可能性がある。次のグラフは、林野庁のホームページ内で掲載されている、野生鳥獣による森林被害に関する情報。ジビエの中でも特にシカ肉の消費促進が望まれている理由がわかる。

夏のシカ肉の特徴である「低脂質でヘルシー」「疲労回復」というキーワードを前面に打ち出せば、女性客を振り向かせやすいだろう。夏バテで体力を消耗しがちな夏こそ、シカ肉のメニュー化は新たな需要を掴めるかもしれない。

より身近になっているジビエ

ベックスコーヒーショップは、夏のおすすめメニューとして「信州ジビエプレート」を提供している。ベッカーズは、2017年8月1日より「別格信州ジビエザ★鹿肉バーガー」を限定発売。

当社では、JR東日本グループで取り組む、地域再発見プロジェクトの一環として、2011年より、鳥獣被害対策で調達された長野県産鹿肉を活用したメニューを販売し7年目(ベッカーズでは5年目)となります。また、毎年レシピをリニューアルし販売する「ジビエバーガー」は、シリーズ累計約7万6千食を販売する人気の商品です。(引用:ベッカーズ)

2016年から始まった「山の日」は女性を振り向かせる新たな商機だ。それと併せたジビエ提案はいかがだろうか。

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