20年後には全階層女性比率50%に。カゴメの経営戦略

「20~25年以内に社員から役員まで全階層を女性比率50%にする」という目標を打ち出したカゴメ。

女性活躍推進とはいっても、女性の採用比率を高めると離職リスクの問題も高まってしまう。結婚・出産・夫の転勤などが要因になりやすい。しかしカゴメは「50%の数値目標をビジョンとして掲げることで、逆に女性を辞めさせないためにはどうしたらいいかを皆が考えるようになる」という。

今後労働人口の減少に伴い、企業にとって女性の労働力は必須になってくる。カゴメは今後の経営戦略の一つとして今回の目標を掲げる。

カゴメの長期目標は全階層女性比率50%

私たちの商品を実際に購入するのは圧倒的多数が女性であり、食品メーカーで一番数が多い21万人超の個人株主、それ も女性が54%を占めます。さらに新卒総合職の応募者数が、男性290倍に対し、女性が590倍。つまり、カゴメは女性から圧倒的 な支持を頂いている会社だということが裏付けられており、購買者の視点に立った事業活動を目指すには50%が必然だと考えました。

「50%」という目標により、女性のモチベーションが相当高くなることは明らか。そして男性側にも刺激になる。より成果にコミットして働く社員が増えると考えています。

女性ばかりが優遇されるのかと誤解を生むかもしれませんが、決してそうではありません。役員をはじめ、管理職クラスが皆、女性登用に対し、偏見がないとは言い切れない。あくまでも成果で判断するのが大原則。カゴメのダイバーシティ推進は、勝ち残るため、企業の価値向上のための経営戦略です…続きは日経ビジネスオンライン

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