就労を望むシニア71.9%、働きに生きがい感じるシニア女性の活躍

元気なうちは社会のために役立ちたい、働いていたいと望むシニアが増えている。内閣府の意識調査によると就労を望む人の割合は71.9%と非常に高い数字だ。このうち「働ける限りいつまでも」と望む人は28.9%。

社会の第一線から退く60歳を境に、気持ちが急に老け込んでしまったり、体が弱くなってしまう要因の一つとして「社会とのかかわりが突然なくなること」「周囲から60歳=シニアという扱いを受けること」などが言われている。

シニアたちが働いていたい理由は様々だが、シニアから多く上がる以下のような声を見ると「社会とつながり続けること」が心身の健康にとって非常に重要であることが分かる。

  • 自分も社会の一員であり続けることで孤独感をなくしたい
  • 私も社会の役になっている!という実感を得たい。世間のお荷物というのは嫌だ
  • 新しい人間関係やグループが欲しい
  • 心身の健康やボケ防止のため
  • 毎日やることがないのではメリハリがない

イオンやヨーカ―堂ではシニア店員が多いが、働くシニアを多く採用する企業は客から見ても好感度が高い。

シニア女性の「働く力」に注目 スーパー、家事代行…キャリア生かして

60歳を過ぎたら一線を退いて、悠々自適の暮らしを-。少し前なら主流だったそんな考え方が大きく変わりつつある。元気なうちはもっと働きたい。そんなシ ニアたちを、積極的に採用する企業も登場。とりわけ、さまざまな経験をもつ「シニア女性」に期待して戦力としてみる企業も増えており、女性たちの活躍が広 がっている。

ドン・キホーテでレジを担当する長谷川さん62歳。「職場に娘や息子がいっぱいいるような感じです」と話す長谷川さん。同店では6年目だが、以前は別のスーパーで働いた経験もある。「人と接するのが好きなんです。動ける限り頑張りたい。ボケ防止にもなるし」とほほえんだ。

シニア女性の働く場は増えつつあるが、それでも年齢がネックとなって仕事を諦めた経験がある人も多い。 「高齢である自分に仕事ができるという自信が持てなかった」と話すのは家事代行サービス「カジー」で、スタッフとして働く大阪市東淀川区の由比りえ子さん(66)。カジ―での採用試験でその不安を伝えると「この分野は年齢が経験につながる。大丈夫ですよ」と背中を押されたという。

加茂雄一社長(34)は「家事代行だけでなく、経験のあるシニア女性は、子育てに関する良き相談相手にもなっているようだ」と、シニア女性ならではの強みを語る。「共働き世帯が増えるなか、支えてくれるアクティブシニアの存在は大きい」と期待を寄せている。…続きは産経WEST

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