3世帯消費を狙う企業は必読「祖父母と孫の関係」調査レポート

(2016年9月の記事を更新)
博報堂こそだて家族研究所の調査レポート。「3世帯消費」を狙う企業が参考にしたい。孫たちは祖父母をどのように呼ぶ?祖父母に会うきっかけは?仕事や私用がある時ママは誰に子供を預ける?祖父母から孫へのギフトで困ったものは?などなど。ママと子供たちが、おじいちゃんおばあちゃんとどのように関係を深めているのか、がわかる(参照:博報堂 2016 ママリサ~いまどきママリサーチ~「じいじ ばぁばとのお付き合い」)

祖父母の呼び名は「じいじばあば」がスタンダード

画像引用元:博報堂(以下同じ)

画像引用元:博報堂こそだて研究所

祖父母の呼び名は「じいじ ばぁば」がスタンダードだが、一方で「敬老の日は自分は対象ではない」と考えるシニアが半数以上を占める、という調査結果もある。3世帯消費を狙う際「おじいちゃん おばぁちゃん」と表現する企業も多いが、今のシニアは見た目も気持ちも若いことを考えると十分な配慮が必要だ。以下の記事は要チェック!

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子供たちが頻繁に会うのは「母方のおばあちゃん」

3世帯消費調査2

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妊娠・出産を機に両親の近くに引っ越し、母親の援助を受けながら一緒に子育てに取り組む家族が増えている。上記の調査結果で「頻繁に会うのは母方のおばぁちゃん」とあるように、孫消費や3世帯消費が活発になりやすいのは、父方の祖父母よりも、母方の祖父母との組み合わせだ。

祖父母に会うきっかけトップ3は「年末年始」「お盆」「子供のお祝い行事」

3世帯消費調査3

画像引用元:博報堂こそだて研究所

上記調査結果によると、シーズナルイベントなど何かしらの行事で会っていることが分かる。これまでの3世帯消費では孫や子供のために祖父母がギフトを贈る形が主流だったが、長寿社会へと向かっていく今後は、孫や子供から祖父母にギフトを贈るという形態の「逆3世帯消費」が増えていくことが予想される。その際期待できるのは「健康ギフト」だ。健康ギフトに着手している企業はまだまだ少ない。ぜひ以下の記事を新戦略のヒントとしてお役立て頂きたい。

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ママが子どもを預ける頻度が高いのも「母方のおばあちゃん」

3世帯消費調査4

画像引用元:博報堂こそだて研究所

祖父母が「快く預かってくれる」一番の理由は「孫と一緒に過ごせるから」

3世帯消費調査5

祖父母からもらって困った贈り物は「洋服」「おかし・食べ物」「おもちゃ」

  • 趣味やサイズの合わない洋服
  • 趣味・月齢が合わないおもちゃ
  • 場所を取るおもちゃやベビーグッズ
  • まだ食べられないおかしや食べ物
  • 手編み・手作りの子供服
    など

これからの3世帯消費では、モノだけでなく、コト体験消費の打ち出しが多くの女性の興味関心を惹きそうだ。例えば子育てママが体験したいと思う習い事を、子と母も巻き込んだ3世帯で楽しめる内容として提案してみるのも良いかもしれない。

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なぜなら、子育てママの多くは「一人になってゆっくりしたいが、子供を母親に預けて自分だけ楽しむのは罪悪感…」という思いがあるからだ。子育てママだけではなく、子供と母親が一緒に楽しめる習い事やイベントなら、消費を促すことができそだ。

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