美容室利用が目的の外国人観光客、その理由とは?

日本での旅行の目的が買い物から、体験へと変化している。爆買いも一巡し、モノ消費は落ち着いてきた分、今は日本の伝統文化体験や、あえて日本の地方へ行って自然を満喫する訪日客が増えている。そんな中、今増えてきているのが「日本の美容サービス体験」だ。今回の記事は美容サービスのうちのヘアカットについて。

日本の美容室が人気になっている理由は以下であると日経BPNETで掲載されている。

・自国の美容師のクオリティーが低い

・レベルの高い美容師は総じて料金が高く、カットだけで200ドル以上。それに比べて、日本では100ドル以下で、高レベルの技術力がある

・ホスピタリティーあふれるサービスが受けられる

・日本独自のデザイン性や細かい技術が高い

・料金面でも自国で切るよりも格安

美容業界でも、積極的に訪日客の予約を受け付ける店舗も出てきており、店内に英語や中国語を話せるスタッフを配置するケースも見られる。東京・神楽坂にある美容室では、広告を出していないにも関わらず、ある時から特にアジア圏のお客様からの予約が増え始めたという。その理由は、tsunagu japanという英文の日本旅行サイトで紹介された記事だそうだ。同店のスタッフたちも掲載されていたことを知らなかったという。外国人観光客にもかかわらず、同店ではリピーターもわずかならいるというから驚きだ。(参考:日経BPNET)

日本の商品・サービスへの信頼感、きめ細やかさ、サービスの質やおもてなしの高さなどをうまく訴求していくことができれば、これからは「ヘアカット、ネイル、エステなどの美容サービスをうけるなら日本!」というブランディングが定着していくかもしれない。美容市場全体の成長率が鈍化し、業種によっては縮小傾向にある美容市場にとって、大きなチャンスだ。

関連記事
■ママ美容師が主役の美容室がオープン、差別化が明確!
■今後期待大の美容室予約アプリに学ぶ、女性の心を掴む「時短」発想
■半年先まで予約できない!超人気美容室「モテ髪師」の差別化戦略

一緒に読まれている記事