働く女性の増加で生まれたニーズ 独身女性は高価格商品の消費意欲が活発

働く女性が増えたことで一昔前とは違うことはいろいろあるもの。未婚率の増加、晩婚、晩産、子どもを産まない選択、心身の様々なトラブル、女性の消費力が活発になり消費意欲が高くなるなど。様々な価値観が変化してきているが、その中の一つがマンション購入ニーズ。家を建てる、マンションを買う、という消費行動は、以前は結婚後の話だったのが、今や都心の独身女性を中心に独り身でもマンションを購入する女性が増えている。

そんな女性をサポートしているのが、「女性のための快適住まいづくり研究会」主催の「女性のためのかしこいマンション購入講座」。明日、東京有楽町で開催される講座も、すでに定員となっており盛況だ。

マンション購入に関する説明会やイベントに参加するのは、多くが30~40代。働き盛りの上、この年齢は「結婚するのか?しないのか?」「子どもを産むのか?産まないのか?」を真剣に考える時期。

30代になると現実的なライフプランを考えるようになり、40代、50代、その先60代までの自分の未来像をリアルに想像する。そんな時、賃貸で払い続けるよりも、資産となるマンションを購入した方が安心だしお得かも、とマンション購入を考えるようになる。

特に、経済的に安定している女性であれば、一人で購入を決断することはそんなに難しいことではない。インターネットで検索してみても「独身、住宅購入」「独身 一戸建て」「独身女性 マンション購入 ブログ」「独身用マンション」「読書 マイホーム購入」などというキーワードが出てくる。

独身女性の消費行動は他のライフコースをたどる女性(例えば専業主婦、DEWKSなど)と比較しても消費行動が活発で、自分への投資が積極的。ただし、同じ独身女性でも“クラスター”によって、収入は異なり、消費意欲の高低は異なるので、一概に全ての独身女性が自分投資に積極的とは言えない。詳細は「20~70代の中間層女性・富裕層女性のクラスター」に掲載。

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