ローソン、秋田県ご当地グルメ発売。「その土地ならでは」に商機あり

秋田県のローソン店舗では地元産の食材を使ったご当地グルメ商品が好調だ。

 

 

秋田県角館の郷土料理「御狩場焼き」を、秋田県産味噌や、白ねぎ、ほうれん草などの秋田県産野菜を使用して再現した「御狩場焼き重」(税込530円)を、約3週間限定で発売します。 また、秋田県のご当地グルメや地産食材を使用した商品を順次発売します(引用元:LOWSON)。

 

筆者がまだ10代だった頃、関西へ行くと「たぬきうどん」の味が変わる!ということでただのカップ麺なのにお土産で喜ばれるということがあった。当時はまだそういうのが珍しかったからだろう。かといって今それが広がっているかというと、全国どこいっても画一的な味の方がまだまだ多い。旅館やホテルといった最も地域性を求められる場所ですらまだまだ画一的な料理しか出していないケースが多いのだから、それが全国展開しているようなチェーン店だとなおさら「地域ならでは」という概念は広まっていないのだろう。

旅行者のニーズやトレンドをウーマンズでも定期的に調査しているが、多くの消費者たちは「その土地ならではのものを食べたい」というニーズが企業側が思っている以上に高い。

 

画像引用元:じゃらん とーりまかし

画像引用元:じゃらん とーりまかし

宿やその地域をまた訪れた理由の1位が「地元の食事を食べる」になっている。もし読者の皆さんも、北海道へ旅行行ったとしたら、やっぱり入りたいと思うのは全国展開していてしょっちゅう食べている居酒屋メニューよりも、北海道ならではの地元料理をメインで扱っている居酒屋ではないだろうか。例えば醤油一つとっても、関東の醤油と九州の醤油では味が全く違う(九州の醤油はとっても甘口)。だから地元民にとっては関東の醤油メニューよりも九州の醤油メニューの方が馴染みがあるのでウケはいいだろうし、旅行者にとっても普段食べれない九州の醤油メニューの方にトライしてみたいと思うものだ。

ある全国展開しているラーメン屋さんはそんな現状を踏まえて、各地域の店舗によってラーメンの味を変える戦略を行ったそうだ。そしたらそれが見事にあたって売上を伸ばしているという。飲食店はもっともっと、地元ならではの味や郷土料理を出す方が断然良い。若い人たちの間で、日本文化を見直そうという志向が広がっていることや、モノ消費よりもコト消費の方がニーズ高くなっていることも考慮すると地元感は人気商品にするにはもっていこいなのだ。

 

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