マンダム「頭皮に化粧水」は、若者の「商品への抵抗」を解決した商品

マンダム(大阪・大阪)は2月22日(月)より、「頭皮のための化粧水」シリーズとして、「健康的でやわらかな頭皮コンディションに導く頭皮用サプリメント化粧水、スカルプケアサプリシリーズ」を発売開始した。こちらは男性向けの商品だが、コンセプト・ネーミング・パッケージデザインが「女性向け商品にも役立つ発想!」と思ったので、紹介したい。

将来の薄毛に対する潜在ニーズに着目したマンダム

マンダムの調査では、下記が明らかになっているという。

  • 育毛剤などのスカルプケア商品は、男性用化粧品市場において4割を占めており、男性の需要の高さが伺える
  • しかし、実際のスカルプケア使用者は40歳以上の、「薄毛の悩み」がすでに顕在化した人たち
  • 20〜30代のスカルプケア使用率は低い

しかし、これは「20〜30代の男性は頭皮に関心がない」ということではなく、マンダムによると「将来の薄毛に対する不安は20代から存在する」という。遺伝だけではなく、日々の様々なストレスが将来の薄毛に影響すると考えている人が多いことも理由のようだ。

とは言ってもいかにも「薄毛対策」というイメージの強い「育毛剤」や「育毛トニック」は、薄毛がまだ顕在化していない若い世代には響きにくく、購入・使用に至っていないのが現状。そのような生活者に対して、新たに提案するのが、「育毛」ではなく「頭皮を保湿しやわらかな状態へ導く頭皮の化粧水」だ。

画像引用元:マンダム

画像引用元:マンダム

「育毛」では響きにくい薄毛がまだ健在化していない層でも、「化粧水」というネーミングであれば振り向かせやすそうだ。20~30代の男性の部屋に彼女や友達が遊びに来たときに、洗面台に「育毛トニック」があるのは少々恥ずかしい・・・。そしてまだ若いのに育毛トニックを使うことにも若干の抵抗感もある。しかし、「頭皮の化粧水」「スカルプケアサプリ」というネーミングやコンセプトで、更にこんなパッケージデザインなら、洗面台に置いているのを彼女や友達に見られてもなんら抵抗がない。そんな消費者心理を深く理解してくれている=購入しやすい商品だ。

 

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