【動画】共感を得るのは「外見の美しさ」ではなく…SK2の新コンセプト

SK-2の「ChangeDestiny」の新動画シリーズが、今までとは異なる路線なのだが、SK-2がターゲット層とする女性たちの心に非常によく響く動画になっている。1か月前にアップされて現在再生回数は59万回。

女性の共感を得る言葉と人選

「結婚は、無条件に幸せになれるものだと思っていた」
から始まるこちらの動画。美容家として人気の神崎氏の「離婚」「シングルマザーとしての苦労」を語るところからスタートする。

「離婚した時に、私は自分にすごく失望したんですよ」
キレイで仕事でも成功しているのにそういうネガティブなところもあるんだ・・・というふと垣間見えた人間性。

「日本はまだ、シングルマザーは生きにくいと感じた」
シングルマザーにとっては大いに共感される。

「次男がふと、『お母さん、大きくなったら何になるの?』って。・・・・・変わろうと思った!」
見てる方も「!!」とドキッとさせられちゃう。

「私の中でのキレイは、外見を美しくすることではなく自分の生き方を美しくすること」
30代を超えたあたりから、女性は外見のキレイの追求よりも、実は内面磨きや、自分らしい生き方を考えるようになってくる。

「運命は決められたくない。失敗するのも、成功するのも、自分のせいにしたい」
この動画シリーズは神崎氏以外にもあるのだが共通コンセプトは「the change destiny」。

女優やモデルよりも、中身が凛とした芯のある女性の方が共感を得やすい

先日、都内百貨店の30~40代ターゲットのヘルスケア&ビューティ商品のみを集めたフロアを立ち上げた責任者の方々とお話していたときのこと。「このフロアでヘルスケア関連のイベントを開催すると、女優やモデルが登壇するときは実は反応があまりなくて、それよりも中身が凛とした生き方をしている女性が登壇する方が、すごく盛り上がってお客様も多く集まるんですよ」と言っていた。

女優やモデルは一般消費者からするとあまりにも遠すぎる存在で、憧れはするが参考になる部分はというと実は少なかったりする。20代後半から30代へ入ってくると、多くの女性の関心事はそれまでの「どうしたらもっとカワイク見られるか?」「もっとキレイになりたい!」という外見重視から、生き方・自分のやりたいことといった「人生の軸」の部分の比重が大きくなっていく。

今までのSK-2というと綾瀬はるかさんや桃井かおりさんのような、生粋の女優が完璧な肌を見せる動画だったが、今回のような動画の方が拡散力も、共感されやすさも、最後まで動画をしっかり見てもらえる率も高そうだ。20代後半から40代女性が重きを置き始める「自分はどんな人生を歩みたいのか?」「このままでいいのだろうか?」という悩みや不安をポジティブに捉えるこちらのような動画の方が女性の共感を強く得られる。

 

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