参入相次ぐ「ちょい飲み」、女性に支持される理由

吉野家が始めた「吉呑み」から広がりを見せてきた「ちょい飲み」が浸透してきている。スタバ、タリーズでは今年3月に「ちょい飲み」ができる店舗を都内でオープン。すき家やケンタッキーフライドチキンでもちょい飲みサービスが始まっている。

ちょい飲みが広がっている背景に下の記事(若者文化に詳しい博報堂若者研究所)では「若い世代は非正規雇用などで経済的に余裕のない人が多いことも根っこにある」と言及しているが、他にも今の若い世代は「楽しみ方」の選択肢が多いが故に(時間の使い方がうまい、という表現の方が妥当だろう)、一つ一つの事項にかける時間を短くしたい、というニーズも強く関係しているだろう。

まさに、この一つ一つの事項にかける時間を短くしたい、というニーズから人気なのが「15分カット」「10分クイックマッサージ」「10分セルフホワイトニング」といったサービスだ。ご参考までに以下の記事もどうぞ。

<参考>
・業界初の10分1000円、セルフホワイトニング専門店が好調

今は「時短サービス」がとにかく人気だ。毎日仕事に、趣味に、面白いイベントへの参加などに忙しいものの、久しぶりに友達に会って女子トークも楽しみたい。でも、つい長居してしまいがちな居酒屋やレストランに行ったら、数時間滞在しまう可能性は高いし、翌日の仕事にも響く。かと言って、カフェでは物足りない(夜にコーヒーとケーキだけというのも、何か違和感)。そんな隙間ニーズを満たしてくれるのが、カフェなのにお酒も少し飲める、そして長居せずにサクッと切り上げられる手軽さが魅力のちょい飲み店だ。お酒を飲んで、友達とも楽しめて、それなのに早い帰宅で翌日にも響かない。とっても充実しているアフター5だ。

タリーズも、スタバもそれぞれ丸の内と銀座でのオープンだが、共にターゲットは働く女性に設定されていることからも、まさに上記のようなニーズを掴んでいると言える。

「ちょい飲み」若者世代から支持・女性向けメニュー続々

「ちょい飲み」の利用者は、20~30歳代の働く男女が目立つといい、「酒は飲むけれども、泥酔したり飲み過ぎたりすることはなく、少量の酒で楽しむ傾向があるのが特徴」という。国税庁が今春発表した「酒のしおり」でも、週に3日以上飲酒する「飲酒習慣」がある人の割合はこちら。

・男性の20歳代は16% 40~50歳代は46~55%
・女性の20歳代は7%  40 ~50歳代は21%

原田さんは「若い世代は非正規雇用などで経済的に余裕のない人が多いことも根っこにある」と話す。「ちょい飲み」は、こうした世の中の変化を背景に広がっているようだ。…続きは読売オンライン大手小町

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