家事代行、管理栄養士による健康ご飯でママニーズを掴む

ふらりーと(東京・渋谷)は管理栄養士が自宅で食事を作ってくれる家事代行サービスの提供を都内で開始した。

ふらりーとは「食のインフラ」になることを掲げ、多様な食事ニーズに対して管理栄養士が健康的な料理やマンツーマン料理教室などを提供する。利用者は「出産後のママ」「子供が保育園に通う働くママ」「復職直前のママ」と同社サイトでは掲載しているが、今後は単身高齢者の利用や介護家族の利用ニーズも高まりそうだ。

主な客層は夫婦共働きで世帯収入が高い働くママになりそうだ。忙しさからどうしても出来合いの総菜や冷凍食品に頼ってしまうことも多いママは、健康や愛情の観点から「手料理を食べさせたいのに…」という罪悪感を持ちやすい。「忙しい子育てには、あなた専属の栄養士を」という同社のキャッチフレーズはママの心を掴むだろう。さすが管理栄養士!とだけあって、栄養バランスもおいしさも完璧だ。給食のような「完全食」のイメージで、ママの安心感も強そうだ。

共働き世帯の増加に伴い家事代行ニーズは高まっており、市場は拡大している。その中で、ふらりーとは健康志向世帯の食事ニーズに焦点を当てたサービス提供を行う。


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