女性が大きな病気への備えを考え始める年齢は3つの時期

女性が「がん」などの大きな病気への備えを考え始める年齢は平均で40.5歳であることが、「auのほけん」を提供するKDDIの調査でわかった。若い時は大病に対する意識は低いようだ。(調査対象:全国の30歳~59歳の女性1,000名)

女性が大きな病気への備えを考え始める年齢

出典:KDDI

  • 1位:40~44歳(22.6%)
  • 2位:30~34歳(17.4%)
  • 3位:50~54歳(15.9%)
  • 4位:35~39 歳(12.9%)
  • 5位:45~49歳(10.4%)
  • 6位:25~29(6.4%)
  • 7位:55~59(5.7%)
  • 8位:20~24歳(3.6%)
  • 9位:60~64歳(3.3%)
  • 10位:65歳以上(1.1%)
  • 11位:19歳以下(0.7%)

1位:40~44歳 自身の更年期や夫、親の健康問題

女性に「がん」などの大きな病気への備えを考え始める年齢を聞いたところ、最も多かったのは40〜44歳。この年齢で大きな病気に対する意識が高まるのは、自身の変化や周囲の健康問題が理由として考えられる。更年期を目前に体調の変化を感じるようになる、自身の健康診断の結果が若い頃よりも悪くなる、夫や同世代の友人など周囲で病気になる人が増える、親が病気になったり病気で亡くなるなど、健康問題に直面する機会が増えるからだ。

2位:30~34歳 結婚、出産

続いて30~34歳が大きな病気への備えを考え始める年齢となる。30代前半といえば結婚・出産のライフステージにいる女性が多い(女性の平均初婚年齢は29.4歳、第1子出生時女性の平均年齢は30.7歳,平成28年)。結婚・出産で自分の家族が増えることで価値観もライフスタイルもガラリと変わり、自分中心ではなく家族全体で生きていくことを考えるようになる。一緒に生きていく夫の健康や、子どもの命を守らなくては、という妻の意識・母親の意識が芽生えることが、将来の病気リスクの備えを始めるきっかけになっているのだろう。

3位:50~54歳 親の介護、還暦まであと10年

50代前半で考え始める理由としては、親の介護、自身の健康力の衰え、還暦(現役引退)を目前に控えていること、通院や継続的な治療を受ける程ではないが慢性的な不調や持病を持つ人が増えることなどが関係していそうだ(以下記事参照)。

 

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