【ライフコースを理解する】「共働き世帯」の厳しい現実

共働きをしている女性について理解を深めよう。

増加する共働き世帯数、変化する意識

共働き世帯数は年々増加しており、平成9年以降、共働き世帯数は男性雇用者と無業の妻から成る世帯数を上回っている。

共働き世帯数の増加に伴い「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考えを持つ人が男性にも女性にも減少傾向が見られるようになったことからも見えてくるように、共働き意識は一般的になってきている。

困難多い「共働き女性」の現実を理解する

国内のマーケティングを考える時、今や共働き世帯は無視できない存在だ。特に注目したいのは、さまざまなニーズが満たされずに日々に不満や疲れを感じている子育て中の共働き世帯。この世帯は、仕事をしながら子育てに奮闘し毎日が時間との戦いだ。ワンオペ家事・ワンオペ育児に陥りやすい女性は特に深刻で、仕事と並行して家事も育児も、自分や家族の健康も全てに目を配らなくてはならず心身が疲れきっている。経済的に余裕があっても、全ライフコースの中で最も時間貧乏なのが、子育て中の共働き世帯なのだ。

そんな共働き世帯は、どんな困りごとに直面していてどんなニーズを抱えているのだろうか?企業がサポートできることはまだまだたくさんある。以下は、共働き世帯の現実とニーズを理解するのに役立つ。

週刊東洋経済 2018年6月9日号 (共働きサバイバル)

 

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