人生100年時代、プロモーションも100年時代

「人生100年時代」元年を迎えたのは昨年。日本人の平均寿命が延びていることや100歳人口の増加を背景に、2017年は書籍、雑誌、テレビ番組などさまざまなメディアがこれからの日本を「人生100年時代」と表現したことで、生活者や企業が注目するキーワードとなった。以降、100歳を見据えた商品・サービスが続々と登場。”100歳” を視野に入れたプロモーションも登場している。

アフラックの事例

100歳まで生きることを見据え、長引く治療や再発への備えを考慮した新しいがん保険の販売に合わせ放映されているのは、アフラックのテレビCM。「100歳まで生きる時代」シリーズの「100歳までの計画」篇。

花王の事例

花王のスキンケアブランド「ビオレ」は、女優 榮倉奈々さん他100人の、「肌」で輝く姿を写真で表現する「肌。Biore×篠山紀信 0→100歳」プロジェクトを開始し、web動画を今月6日に公開した。このプロジェクトでは、榮倉さん含む0歳から100歳までの101人の“顔のヌード(=素顔)”をカメラマンの篠山紀信さんが2018年内にかけて撮影し、公開していく。撮影対象を0歳 〜100歳までの女性としているのも、人生100年時代だからこそ。

キューサイの事例

2016年2月に開設した、キューサイ(福岡)が運営する「100歳まで楽しく歩こう」。同サイトでは、100歳まで楽しく歩ける人生をサポートすることをコンセプトに食、運動、心などに関する情報を発信している。オフラインでの交流としてイベントも開催しており、先月は足湯カフェを福岡市舞鶴公園に期間限定で設置。足湯とともに、青汁などを使ったヘルシードリンクやケール青汁粉末を使ったス イーツなどを提供した。⇒ 100歳まで楽しく歩こう(キューサイ)

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