スマホ普及でアイケア 注目の市場

スマホの普及、高齢化、働く女性の増加に伴い、かすみ眼・ドライアイ・眼の痛み・老眼などに悩む人が増えている。最近では10代でも「スマホ老眼」を訴えており、今や眼に関する悩みは全世代共通だ。富士経済が昨年9月に公開した、一般用医薬品の国内市場調査では注目市場の一つに目薬を挙げている。

目薬は、目新しさや価格、大きさの面で訪日外国人の土産好適品としてインバウンド需要の恩恵を特に大きく受け、2015年の市場は前年比12.3%増と大きく伸びた。2016年は、インバウンド需要を取り込む好調な製品もあったものの、全体では伸びは落ち着いた。参入メーカーは国内需要の獲得を重視した製品開発やプロモーションを積極的に進めており2017年も伸びが見込まれる。(引用:富士経済「感冒関連用薬、花粉症関連、胃腸・消化器官用薬など8カテゴリー38品目の市場動向 」)

500円前後の目薬が多い中、「スマイルザメディカル A 希望小売価格¥1,512税込み(ライオン 2018年3月発売)」「サンテボーティエコンタクト¥1,620税込み(参天製薬 2017年10月発売)」など高価格帯商品が登場している。また、美容室やエステサロン、整体、鍼灸、リラクゼーションサロン、ヘッドスパなど健康・美容サービスを提供する各店舗による眼精疲労関連のサービス・情報提供も盛んだ。

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