世代で異なる「今、お金を掛けていること」と「今後、お金を掛けたいこと」

消費者庁は、10代〜70代の男女を年齢階級別に「お金を掛けている項目」について調査。世代によってお金を掛ける優先項目が異なることがわかった。各世代の特徴と合わせて、調査結果の概要を見てみよう。参照:消費者庁 「平成29年 消費者白書  第1部第2章  消費者を取り巻く社会経済情勢と消費者意識・行動」

  • 全世代において、お金をもっとも掛けているのは「食べること」。
  • 10代、20代、30代が「食べること」の次にお金を掛けているのは「ファッション」。40代以降、特に50代以降はファッションは最優先項目ではなくなるようだ。
  • 子育て世代に当たる30〜50代は、「教育」「住まい」にお金を掛けている。
  • 仕事や子育てで忙しいからか、30〜40代は他世代と比較して「交際」にあまりお金を掛けていない。
  • 60代、70代以上は「食べること」の次に「医療」にお金を多く掛けている。「掛けている」と言うよりも「掛かってしまう」と言う方が正しいかもしれない。
  • 現役リタイアで時間が自由になるからだろう、60代、70代は他世代と比較して「旅行」にお金を多く掛けている

次に「今後お金を掛けたいもの」は何だろうか?こちらも、世代によって興味深い差が見られた。「今後お金を掛けたいもの」は言い換えれば「ニーズ」だ。世代別のニーズを見てみよう。

  • 「現在お金を掛けているもの」のトップは全世代において「食べること」だが、「食べることにお金を掛けたい」と思っているのは60代と70代のみ。他世代は、食べること以外にお金を掛けたいが経済面からどうしても食費に最もお金が掛かってしまう、ということが言えそうだ。
  • 「ファッション」「理美容・身だしなみ」にお金を掛けたいと思っているのは20代まで。30代以降では優先事項ではなくなるようだ。
  • 「老後の準備」にお金を掛けたいと思い始めるのは30代から。40代、50代と年齢とともにそのニーズは高くなり、60代、70代になると低くなる。
  • 20代以降は全世代で「旅行」にお金を掛けたいと思っているが、特にそのニーズが強いのは60代。
  • 「健康・リラックス」にお金を掛けたいと思っているのは50代以上。健康状態や老化など体の変化を実感することや、子育てや現役リタイアで時間的余裕ができるようになることが、今後「健康・リラックス」にお金を掛けたいと思う理由かもしれない。

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