【2017年最新】日本の死因順位発表 近年変化している「3大死因」

厚生労働省は人口動態統計の中で、平成27年の死亡数の死因順位と年次推移を公表している。(2017年4月時点で、平成27年版が最新の公表)

平成27年 日本の死因順位と割合

平成27年の死因別死亡数(男女合計)の割合は以下。例年と変わらず、悪性新生物、心疾患、肺炎、脳血管疾が上位に並ぶ。

死因順位 男女別

画像引用元:厚生労働省

3大死因に変化 「肺炎」が増加傾向に

これまで長い間「悪性新生物」「心疾患」「脳血管疾患」の3つが日本の3大死因と言われ続けてきたが、近年その流れに変化が起きている。脳血管疾患による死亡数が年々減少する一方で肺炎による死亡数は増加、平成23年には順位が逆転、僅差ではあるが、以降肺炎が第3位となっている。

死因順位 男女別

画像引用元:厚生労働省

脳血管疾患による死亡数はかつて死因1位を占めていたが、医療技術の進歩により、昭和45年をピークに減少を続けている。昭和56年には悪性新生物にかわり第2位に、昭和60年には心疾患にかわって第3位に、そして平成23 年には肺炎にかわり第4位と、順位が下がってきている。

一方、肺炎による死亡数は年々増加している。高齢化率の上昇が背景にあり、高齢者は肺炎にかかりやすいこと、また高齢者は肺炎が重症化しやすく死に至りやすい点が関係しているが、今後高齢化がさらに加速することを考えると、「第1位:悪性新生物」「第2位:心疾患」「第3位:肺炎」の順位は変わらずこのまま推移するか、もしくは心疾患を上回る可能性も否定できない。日本の3大死因の変化は、国民全体で意識すべき課題だ。

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