夏に急増 専業主婦が注意したい疾患 

梅雨から夏にかけて多く見られる疾患の1つが、過敏性肺炎の一種である「夏型過敏性肺炎」。高温多湿の環境下で繁殖するトリコスポロンというカビを吸い込むことで引き起こされ、咳、発熱、息切れなどの症状が出る。症状が風邪に似ているため夏風邪と勘違いしすいが、夏型過敏性肺炎の場合、「自宅にいると症状が出るが、旅行などでしばらくの間自宅を出ると治る」「夏に症状がひどくなり、秋や冬には症状が出ない」という特徴が見られる。自宅内にカビが漂っているため自宅にいる時に症状が悪化する、というのが理由だ。

特に、古い家屋や、西日本など高温多湿の地域で多く発生している。その他の特徴として注目すべきは、この疾患は特に専業主婦に多いという点だ。理由は、専業主婦は室内にいる時間が長いから。ライフコースによって、かかりやすい・かかりにくい疾患があることを示す一つの事例だ。

<参考>
一般社団法人日本呼吸器学会  過敏性肺炎
・毎日が発見2017年7月号P.84「目指せ!ヘルス&ビューティの達人 夏型過敏性肺炎にご注意」

【編集部おすすめ記事】
世代別「女性特有の病気」を簡単に理解できるイラスト
4月以降、関心集める「誤嚥性肺炎」「口腔ケア」
【厚労省】「8020達成者」は年々増加 歯科疾患実態調査
急上昇キーワード「睡眠負債」
【ライフコースを理解する】DEWKsとDINKsで異なる消費スタイル
企業が狙う「働く独身女性」は金持ちか貧困か?

一緒に読まれている記事