¥3,000でネイル利用できるメリーパス掲載で気を付けたいこと

女性向けキュレーションサイトのMERYが10月中旬より、ネイル市場へ参入。消費者が月額¥980を支払うと掲載ネイルサロンのサービスを一律¥3,000で利用できるというもの。掲載店舗はまだ一部(下記)で合計30店舗弱だが順次、サービス提供エリアは拡大していくとのこと。

  • 渋谷・表参道・青山・原宿
  • 新宿・高田馬場・下北沢
  • 恵比寿・代官山・中目黒・六本木

メリーパスとは?

分かりやすく説明すると、ネイルサロンの利用平均価格(おそらくMERY PASS調べ)の¥7,000に対し、MERY PASSの仕組みを利用すれば1回一律どのサロンでも¥3,000で利用できるのでとってもお得だよ!というものだ。ネイルサロンではストーンをいくつつけるか、どのようなアートを施すか、どのようなネイルケアを行うかなどにより、価格が大幅に変わるので恐らく「¥3,000で利用のお客様はここまでのサービスしか受けられません」という制限はあるだろう。

果たして消費者からは魅力的に思えるお得価格なのか?

以前までは1回のネイルサービス利用料金が¥10,000以上であっても十分に需要はあった。しかし現在はネイルサロンが飽和状態で、さらに低価格競争が続いていること、またセルフネイルの市場規模が拡大していること、エフォートレス美容がトレンドになっていることを考慮すると1回の利用平均価格例として記載している¥7,000という数字を見てピンと来る人はどれだけいるのか?

ネイルサロン通う派であれば、今や一回につき¥3,000前後という女性が増えている。またセルフネイルキットも大変人気になっている。果たして月額¥980を払いながら、さらに1回の利用に¥3,000支払うというこの仕組みが魅力に映るかかどうかは微妙なところだ。

とはいえ、こちらのサービスはネイルサロン側にとっては、ホットペッパービューティーとは異なるターゲットへアプローチできるようになるので新たなPRの場所としては良さそうだ。ただし掲載する際に考慮すべき点が2つありるのでご参考までにどうぞ。

メリーパス掲載の際に気を付けたい2つのこと

1.安い金額提供で集客しても、リピート来店へつなげるのは難しそうだ

高価格戦略の店舗の場合、このシステムが利益にどれくらい貢献してくれるのかは十分に検討した方が良さそうだ。クーポンサイトがそうだったように安い金額で集客したお客様は安さだけで利用するケースが殆どで、お店に定着しない。安い店舗のハシゴをするからだ。そのため1回目の時に¥3,000でご利用頂いて、次回利用時にはオプションを色々つけてもらって客単価を上げていこう作戦だったらそれは難しいかもしれない。安さを売りにしていないのなら、採算度外視で¥3,000で提供してしまうのはしんどくなってしまうかも。

2.メリーのユーザー層と自店のユーザー層がマッチしているか

キュレーションサイトMERYのユーザーは10~20代半ばがボリューム層になっているので自店のターゲットとMERYのユーザーとがマッチするかどうかも考慮する必要がある。

 

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