子供にサプリを与える、が8%。子育てママ向けの食育があるべき
子供にサプリを与えたことがあるママは約8%ということが分かった(厚生労働省研究班調べ)。健食通販などに「子供用サプリメント」というカテゴリーがあることからも、子供のサプリメント需要が高まっている様子がうかがえる。
今年5月、厚生労働省研究班が子供のサプリメント利用に関する大規模調査を実施したところ、次のような結果が出た。
Q.子供にサプリメントを利用している?
- ほば毎日利用している 3%
- たまに利用している 4%
- 過去に利用していた 2%
- 利用したことはない 91%
Q.子供にサプリメントを与え始めた年齢は?
- 0歳 11%
- 1歳 15%
- 2歳 27%
- 3歳 20%
- 4歳 16%
- 5歳 7%
- 6歳 4%
Q.子供に与えていたサプリメントの主な成分は?
- ビタミンD、カルシウム
- ビタミンC
- ビタミンA
- 乳酸菌
子供にサプリメントは必要なのか?それについては賛否両論、意見が飛び交っているが、最も怖いのはサプリを与えるママたちが「サプリメント=体に良い、栄養バランスに良い」というイメージだけを頼りに、子供の栄養状態を把握せずに摂取させることだ。
特に、働くママたちに多い「ちゃんと栄養バランスの良い食事を作ってあげたいのに忙しいから作れない…」という罪悪感は、子供のサプリメント購入につながりやすいと考えられるえ。しかし、「子供」「サプリ」のキーワードで検索すると、「副作用」「誤飲」などのネガティブワードも出てくることから、商品説明や文言を鵜呑みにできず心配しているママたちがいることも確かだ。
「子供の栄養バランス」を気にするママは多い。子供の栄養バランスに関する正しい情報の提供や、実際に栄養状態を把握したり相談できるお手軽なサービスがあれば、助かるママは多いかもしれない。
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