なか卯のシニア向け「海鮮丼」成功から考える、女性が求める食メニュー

10月より発売となったなか卯の創業初の海鮮丼「天然いくら丼」が好調だ。これまで海産物主体の商品は扱ってこなかったなか卯だが、特にシニア層から支持を得ているそうで、来年以降も海産物の商品を用意していくとのこと。なか卯のような庶民の味方、外食チェーン店といえば、松屋、吉野家、すき屋などが挙げられるが、いずれも「肉メニュー」のイメージが強い。そんな中、海鮮系メニューの定番化はヘルシー志向の高いシニアの支持を集めるのはもちろん、年齢問わず若い女性にとっても嬉しいニュースだ。

吉野家、松屋、すき屋などは、肉メニューが豊富なことから「男性が行く場所」「カロリーが高い」と女性に敬遠されがちだが、働く女性が増えた今本当は、女性だってパッとお店に入ってパッと食べられる、でもヘルシーな場所が欲しい

でも、上記で挙げたようなチェーン店では、店内の作りが男性的で入りづらいし、カロリーも高いものばかりなので躊躇してしまう。吉野家では女性層の取り込みを狙って、小盛の牛丼とサラダを組み合わせた「コモサラセット」や野菜豊富な「ベジ丼」が登場したが、牛肉にこだわらなくてもいいので、単純にヘルシーなメニューがあれば良いのに!。

例えば、「吉野家forウィメンズ」という新しい吉野家ブランドを作って、「女性が一人で気軽にヘルシーなものを食べに来れる場所」というコンセプトで展開するとか。メニューは、基本はヘルシー志向で、下記のようなイメージ。

  • 野菜メニューが豊富
  • 低脂肪×高たんぱくの食材(鶏肉料理、大豆を使ったハンバーグ、魚を使ったソーセージなどならお肉のコンセプトも守れるだろう)
  • 主食は低GIもしくは量少なく(玄米、雑穀米を使用、量も少なめに)
  • ヘルスケアドリンクを選べる(その時々で話題になっている、美容・健康系成分を含むドリンク)

定番な考え方だが、もし現在の吉野家のスタイルのままメニューがこのようにヘルシー系になったら、女性は間違いなく好んで利用するはずだ。特に働く女性が多く集まる都市部では、一人でさっと食事を済ませたいというニーズも高い。そのような女性たちにとって、「外食でも健康的な食事を摂れる」場所はまさに救世主だ。

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