ジビエビジネスの実態・動向・事例(3/4)

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ジビエレストランの事例

「ジビエ」を食べログで検索、5,500件以上(全国)

食べログ内で「ジビエ」で検索すると、全国で5,500件以上ヒットする。フレンチやイタリアン、ビストロでの提供が中心だが、日本料理店での提供も増えている。郷土料理店、炉端焼き、炭火焼きの店でジビエの扱いが多い。

都内・都内近郊にあるジビエ提供店の事例

焼きジビエ 罠(東京、福岡)

(株)夢屋が手がける「焼きジビエ 罠」。八丁堀、五反田、新橋など都内を中心に5店舗展開。企業として「スローフード」「日本古来の文化継承」を掲げているため、その一環としてジビエの普及を目指している。ジビエこそ日本のスローフードと位置づけ、ジビエに精通したスタッフの育成や糸島にジビエ工房を設立するなど本腰を入れている。HP上で「低カロリー 高タンパク 女性の味方」と紹介し、女性にこそジビエ料理を食べて欲しいと訴える。店は混み、店内の女性比率も高い。口コミでは「癖がない味付けで初心者でも食べやすい」という声が目立つ。

一味玲玲3号店(東京・新橋)

一味玲玲では、鴨・猪・鹿・雉・羊の5種類の串焼きが一度に楽しめる「ジビエ焼き串セット」が人気。もともと中華料理店であるが、店で提供する火鍋で使う肉が羊肉であることから、ジビエ焼き串セットも人気に。羊2本とその他の6本セットで1,500円、羊のみの3本セットで980円とリーズナブル。

新宿寅箱(東京・新宿)

串打ちジビエと鰻串 新宿寅箱。ジビエを少しでもリーズナブルに、そしてちょっとずつ、いろいろな種類を楽しんでもらいたい、と考えたオーナーが思いついたのが「ジビエの串打ちスタイル」。焼き鳥のような感覚で女性でもジビエを楽しめる新宿の人気店。

房総獣肉センター(千葉)

主に千葉県内で「ホルモン闇番長」や「モツ親分」といった焼肉店を展開するスピル(株)が運営する飲食店グループのひとつ「房総獣肉センター」。羊・馬・イノシシ・シカはもちろん、他ではなかなか取り扱いのない珍しい鳥獣、ダチョウ、カンガルー、ワニ、スズメなどのジビエも食べられる。ある女性はブログで「経験値が上がった」とコメントしている。

ジビエ通販の事例

「ジビエ」を楽天で検索、約4,000件以上(全国)

楽天で「ジビエ」で検索をかけると約4,000件ヒットする。ヒグマやウサギ、海外産のものではあるがカンガルーといった珍しいジビエも簡単に購入できる。レビュー数が多いものや高評価のものは「ボタン鍋セット」「ステーキセット」「BBQセット」など。「ふるさと納税」の返礼品として利用する地域もある。

ジビエのペットフード

ペットも長寿化しているため、オーガニックや無添加、国産のペットフード市場の人気が加熱している。野生のシカ肉やイノシシ肉などは無添加で栄養豊富、そして国産であるため、ペットフードとしても好まれるようになっている。通販で簡単に入手可能。

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