乗客に「電車乗りながら健康づくり」提供 東急オアシスの事例
電車内で乗客がエクササイズをしながら通勤する光景が日常になるかもしれない。東急スポーツオアシスが、東急線利用者の健康意識向上に向けた取り組みとして、電車内で行えるエクササイズ「電車でこそっと コソ・トレ・イン」を開発、東急線車両に搭載されている車内液晶モニターTOQビジョンで放映を開始した。

画像:東急スポーツオアシス
同社は都内に勤務する人の平均通勤時間が58分(※)である点に着目。通勤時間を「健康づくりに生かしたい」という想いから、電車エクササイズ「コソ・トレ・イン」を開発した。エクササイズは以下の5つのカテゴリーに分かれており、車両内という環境を考慮し、動きが少なく周囲に配慮をした内容になっている。(※)通勤の実態調査 2014 アットホーム株式会社
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ラッシュ時などに、他人との距離が近い電車内で画面を見ながら実際に体を動かすことに抵抗を感じる人もいるかもしれないが、比較的空いている時間帯や友人や同僚と乗車する機会が多い夕方以降なら、皆で楽しみながら体を動かせそうだ。ワーカーの健康づくりのニーズはもちろんのこと、通勤時間を有効利用したい乗客の時短ニーズ・時産ニーズにも応えたサービスだ。
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