「健康」よりも「美容」で訴求 健康行動起こすヒント

「骨量が減ると、見た目も更けやすくなる」ーこのように聞けば、「骨密度上げなくては!」「骨量ってどうやって増やせるの!?」と、骨量増加に興味を示す女性は多いのではないだろうか?

女性のヘルスケア情報誌、日経ヘルス3月号(日経BP社)では、骨粗しょう症に関する豆知識を紹介。骨量が減る中高年女性は、若いうちから骨量を減らさない生活(食事改善、運動習慣、生活習慣の改善)を心がけるべきという提唱と併せ、骨量が減ると頭皮がたるみシワやたるみなどで顔が老けやすくなることについても触れている。

骨密度と見た目老化の 関係性については、これまでにも何度か健康テレビ番組で取り上げられているが、一般的に女性の間では、骨密度のトピックは将来の骨粗しょう症リスクや、骨折・寝たきり予防などを連想させる。骨量の減少が始まる40代から50代の更年期にあたる女性にとっても、なかなか身近には感じにくい話題だ。

しかし「骨量が減ると老ける」という視点からの啓蒙であれば、「健康行動は起きにくいが美容行動は起きやすい層」の興味を喚起できる可能性は広がる。若い人に向けて骨量アップや骨粗しょう症予防を啓蒙するなら、「顔の老け」の視点からアプローチをかけるのが良いかもしれない。

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