売れる食品スーパーマーケット、2つの新必須条件
新日本スーパーマーケット協会によると、消費者の「安心・安全」「健康」「簡便性」「高品質」を重視したい意識が近年強まっていることを背景に、食品スーパーマーケットでは、価格戦略ではなく品質や健康などの付加価値で客単価増に取り組む動きが活発になっているという。(参照: 一般社団法人新日本スーパーマーケット協会「2017年版スーパーマーケット白書」)
同協会の調査によると、消費者が「2〜3年前に比べ食品購入の際重視するようになったこと」は、以下だという。
- 安心・安全な食品(64%)
- 健康に良い食品(54%)
- 手間をかけずに調理しやすい食品(46%)
- 高品質の食品(64%)
- 環境に配慮した食品(31%)
第2位にランクインした「健康に良い食品」を重視する傾向を男女別・年代別にみると、その傾向は特に女性に多く見られ、高齢層に関しては男女ともに多く見られることがわかった。
健康意識の高まりと同時に安心・安全を求める消費者の声は年々高まっており、今後さらにその意識は強まると考えられる。これからの「売れる食品売り場」の必須条件には、「健康」「安心・安全」が並びそうだ。特に女性の多い地域、高齢層の多い地域では必須となるだろう。
【編集部おすすめ記事】
■健康美人になるために食事で意識していることTOP10
■健康食品を購入するときに「重視しないこと」TOP10
■女性が好きな野菜と食べる頻度 人気ランキングTOP10
■時短料理に人気の冷凍食品 今後求める商品は?
■家庭の食卓トレンド調査「重視することは?」
■健康・自然食品通販の成功事例 緻密な計算が女性の心を掴む