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女性市場トレンドと消費傾向

女性向け夏バテ対策の商機は「食に関連した時短ニーズ」

夏目前を迎え、女性誌は夏バテ予防や疲労をためないための情報発信を始めている。暑い夏を乗り越えるためには、栄養バランスを整えること、特にビタミンB群や塩分など適切な栄養補給などの食事管理が基本だ。そんな情報が各メディアを通じて生活者に毎年のように届けられるようになったことで、特に塩分摂取による対策に関しては、種類豊富なスポーツドリンクや塩飴の登場で浸透してきているが、肝心の「日々の食事」に関しては実践・継続が難しいようだ。そこに、企業が提案できるコトが見えてくるかもしれない。

夏バテの原因「糖質の摂取が増える」理由

生活情報誌オレンジページのリサーチ・コミュニティ、オレンジページくらし予報の調査で、夏の昼食ベスト3は「1位:そうめん・冷やむぎ」「2位:そば」「3位:うどん」で、糖質に偏りがちな麺食派が多いことがわかった。参照:オレンジページくらし予報「夏の体調管理」に関する調査,2017

暑さから食欲不振や料理を面倒に感じると、つい麺類や丼物を選びがちだ。さらに冷えたビール、ジュースやアイスなどの摂取も増えるため、どうしても夏は糖質の摂取が増え栄養バランスが乱れてしまう。実際に、「夏の食生活でついついやってしまうパターン」という質問には、以下のような回答が並んだ。暑い時期は糖質に偏った食生活になりやすい理由が見えてくる。

  1. なるべく火を使わずに調理する(46.1%)
  2. 冷たい飲み物やお酒を飲む機会が増える(46.1%)
  3. そうめんなど同じようなメニューが続いてしまう(44.8%)
  4. 簡単な物、時短で作れる物をお昼に選ぶ(42.0%)

 

特に着目したいのは「簡単な物、時短で作れる物をお昼に選ぶ」という回答から見えてくる「時短で済ませたい」ニーズだ。時短ニーズは季節関係なく見られるが、特に疲労やだるさを感じやすい夏は、食事にまつわるあらゆるto do(メニューを考える・食材管理・買い物に行く・料理・後片付け)がいつにも増して面倒に感じるため強くなる。働いている女性ならなおさらだ。暑くてだるいのに、「夏バテ対策に栄養バランスの良い食事・料理を心がける」ことを毎日毎食継続して実践するのは実際のところは難しい。夏バテにならないための栄養知識があったとしても、だ。

食で行う夏バテ対策商品・サービスにニーズあり

栄養知識があっても夏の毎日の食事管理を負担に感じ実践できない女性は多い。そのような女性たちに向け夏バテ解消をサポートするサービスや商品を提供するのはどうだろう?特に家族の健康管理に気を使う女性やヘルスケア意識の高い女性には喜ばれるはずだ。飲食店での提供なら、野菜とたんぱく質食材たっぷりの冷やしラーメンやそうめんを。ビアガーテンなら、ビールとセットでビタミンB群豊富なおつまみを。スーパーなら、夏バテ対策に有効な食材・惣菜・調味料などを集めたコーナーを設ける、あるいはキットにまとめて販売。これらはいずれも、料理や食事の中でも特に面倒に感じる「考える」の部分を省いてくれる。

「食に関連した時短ニーズ」は商機あり!

夏バテ解消のための栄養情報やレシピ提案など間接的なサービスは数あれど、夏バテ解消をもっと直接的に手軽にサポートしてくれる商品・サービスは少ない。基礎的な栄養知識やレシピの情報も必要だけれども、それだけでは、忙しい今の女性たちが継続的に実践するには少々ハードルが高いかもしれない。栄養バランスが偏りがちでいつもより料理を面倒に感じる夏こそ、食事関連の時短ニーズは高そうだ。

以下でご紹介するオイシックスのサービス「キットオイシックス」は、まさに、食事にまつわる面倒の中でも特に女性が負担を感じやすい「メニューを考える」「食材・調味料を揃える」を省いてくれているサービスだ。

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