高まる「予防歯科」意識 以前と比べて増えた歯磨き関連アイテムは?
ここ数年で口腔ケア関連の商品やサービスが増え、消費者の予防歯科に対する意識は高まっている。実際に「10年前に比べて、口腔衛生(オーラルケア)についての関心度は?」という調査(オレンジページくらし予報)では「とても高まった」「やや高まった」と回答する人が7割を超えており、以前よりも関心が高まっている様子がうかがえる。それでは具体的に、どのようなアイテムを使って予防歯科に取り組んでいるのだろうか?それがわかる調査結果がある。(ライオン株式会社調べ「予防歯科に関する意識調査」,2017,15〜69歳男女1,200人対象)
「あなたが普段ご自宅や職場等で使っている歯磨き関連アイテムは、ここ1〜2年とそれより前を比較して変化したと思いますか?」という質問では、2割が「使用アイテムが増えた」と回答。具体的にどのような歯磨き関連アイテムが増えたのか?という質問では、上位5アイテムとして以下のような回答が得られた。
- 歯間ブラシ
- 洗口剤(デンタルリンス)
- 糸巻きタイプのデンタルフロス
- ハブラシ
- 電動ハブラシ
予防歯科のアイテムとして手軽に利用されているのは、「歯間ブラシ」「洗口剤(デンタルリンス)」「糸巻きタイプのデンタルフロス」のようだ。これらを2013年の結果と比較すると、ここ4年で利用する人が大きく増加していることがわかる。
口腔ケアだけでなく、審美歯科(ホワイトニング、歯科矯正、インプラントなど)のニーズも高まっており、口周りの美容・健康を意識する人は増えている。予防歯科の意識は今後も確実に高まっていくだろう。
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