女性の平均年収 マーケターが把握すべきポイントとは?(2/3)

業種別に見た女性の平均年収

次に、業種別の女性の平均年収をみてみよう。それぞれ年齢が上がるごとに賃金もアップしていく傾向があるが、一定年齢を超えると減少傾向に転じている。ただし経験が重視されるような業種などでは、年齢が上がるほどに賃金も上がるものもある。

情報通信業

情報通信業に勤務する女性の平均年収は、決まって支給される現金給与額(33万2500円)×12+年間賞与その他特別給与額(87万5500円)= 486万5500円。年齢階級ごとに賃金は上がるが、50~54歳をピークに下がる傾向がある。ここに挙げた業種の中では 500万に最も近く、女性でも比較的高賃金の業種である。

教育、学習支援業

教育、学習支援業に勤務する女性の平均年収は、決まって支給される現金給与額(32万200円)×12+年間賞与その他特別給与額(98万1100円)= 482万3500円である。年齢階級が上がるとともに、賃金も上昇しやすい業界。

金融、保険業

金融、保険業に勤務する女性の平均年収は、決まって支給される現金給与額(30万1800円)×12+年間賞与その他特別給与額(63万6500円)= 425万8100円。45〜49歳をピークに減少傾向に転じるが、比較的ゆるやかに減少していく。

医療、福祉業

医療、福祉業に勤務する女性の平均年収は、決まって支給される現金給与額(27万4000円)×12+年間賞与その他特別給与額(97万1400円)=425万9400円。55~59歳まで、年齢が上がるほど賃金も高くなる傾向がある。

宿泊業、飲食サービス業

宿泊業、飲食サービス業に勤務する女性の平均年収は、決まって支給される現金給与額(21万7700円)×12+年間賞与その他特別給与額(22万9200円)=284万1600円である。19歳までと60歳以上以外の年代で、現金給与額は20万円前半であり、年代間の賃金格差はあまりない業種。

都道府県別 女性の平均年収ランキング

都道府県別の女性の平均年収ランキングはdoda発表データ(2018年)をチェック。

平均年収 企業ランキング

平均年収の企業ランキングは東洋経済発表データ(2019年)をチェック。

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