「がん患者は働かなくていい」と野次った議員 がん患者から批判

厚生労働省によると、受動喫煙で年間推計1.5万人が死亡しているという。受動喫煙防止法に関するトピックは度々ニュースに取り上げられ話題になっているが、今回問題になっているのは自民党が15日に開いた厚生労働部会で、ある愛煙家と見られる議員が「(がん患者は)働かなくていい」と野次を飛ばしたというものだ。

認定NPOフローレンス代表の駒崎弘樹氏のブログ記事「がん患者は『働かなくていい』と野次った議員について」が、ハフィントンポスト、Yahoo!ニュースに掲載され、がん患者から批判の声が寄せられている。厚生労働部会での実際のやりとりの詳細に関しては同氏のブログに掲載されている。

これを受け一般社団法人全国がん患者団体連合会(全がん連)は、「自由民主党での受動喫煙防止対策の議論に関する全国がん患者団体連合会の見解」を同連合会のサイト内で公開。「働くことを希望するがん患者の就労支援の推進と、建物内禁煙を基本とした法的措置を講じることを、改めて強く要望いたします」との見解を示した。

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