家庭の食卓トレンド調査「重視することは?」

日本能率協会総合研究所が行った「家庭の食卓トレンド調査2016」によると、傾向として「コスパ・簡単重視ながら、目新しい食卓ニーズも顕在」していることが分かった。時短ニーズの高まりにより、毎日の料理には時間をかけたくないと考える女性が増えている。しかし同時に、毎日の食事を充実させて幸せを感じたい、楽しみたいというニーズも高まっており、それを裏付けているのが、高価格帯の調理家電人気や、エンゲル係数の上昇だ。

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他、調査結果として明らかになったのが「止まらない魚離れ」。健康志向が多くの生活者に浸透したことで魚の需要は一見増えそうだが、それでも魚離れが進む要因の一つに「調理の面倒」が関係していると考えられる。「簡単を重視したい」ということが明らかになった同調査からも、魚が敬遠される理由が分かる。

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同研究所の調査結果では、年代別に好まれるメニューや、新たに人気を集めている野菜などが紹介されている。⇒レポート「「家庭の食卓トレンド調査2016」結果報告」(日本能率協会総合研究所)

 

 

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