認知度上昇中の「FODMAP」 とは?
2012年頃から少しずつ日本でも知られるようになり、2016年後半から一気に注目度が高まっている「FODMAP(フォドマップ)」とは、過敏性腸症候群の症状を改善する食事療法のこと。オーストラリア発祥の食事療法で、欧米では認知度が高い。「オリゴ糖・二糖・単糖・ポリオール」を総称してFODMAPと呼ぶ。
“Gastroenterology” 誌に掲載されたミシガン大学の研究。90人超のIBS患者を2つのグループに分け、そのうちの一方にのみ栄養士の指導のもとで低FODMAP食を6週間にわたり続けてもらいました。 もう一方のグループには普通の食事を続けてもらいました。 低FODMAP食のグループでは、50%超の患者において腹痛が大いに改善されました。 もう一方のグループで腹痛が改善されたのは20%に過ぎませんでした。 (引用:最新健康ニュース IBS患者の症状軽減に低FODMAP食が有効であることを確認)
日経ヘルス5月号は「太らない・不調も解消 話題の食べ方(P.52)」という記事内でFODMAPを紹介している。この食事療法は、よくある海外セレブの間で流行った一時的なトレンドとは違い、過敏性腸症候群の症状を改善する食事療法として確立されている。
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