【働く女性の健康経営】ウーマン社員プロジェクト活動報告
2019年4月19日、経営・労務コンサルティングのTRIPORT株式会社(東京・新宿)にて、美容・健康を中心とした人財教育・人財紹介を行うエール・ヴァンクールと弊社ウーマンズが共同開発・提供する「健康経営プログラム(※)」を実施いたしました。(※)働く女性の健康につながる実体験型の学び支援を行う健康経営プログラム=ウーマン社員プロジェクト
当日の様子
全社員がテレワーカーであり、“働き方”に対する“場所的・時間的”制約を排除した“自由な働き方”を世の中に発信(「働き方コーディネート」を運営)している同社では、子育てフェーズの女性を中心に女性が多く活躍されています。そんな同社にて、普段テレワークにてコミュニケーションをとっているスタッフ様同士の相互理解・自己理解の深耕と向上とともに童心に還ることでユニークな感性や直観力を磨ける「ドローイングワーク研修」を実施させていただきました。
普段からコミュニケーションを意識されている同社ですが、ご自身・他スタッフ様の理解がより深まったようです。
日々の生活の中で陥りがちな「正解を求める作業」ではなく、「直感的・解放/発散的な体験」を通し、心身のリフレッシュにつながる研修となりました。
同プログラムの担当講師である「おとなの図工クラブ」代表鎌田奈那美さん指導のもと、約1時間半にわたり10名のワーカーさんにご参加頂きました。
TRIPORT様インタビュー
TRIPORT様に、「実施前に感じていた課題」と「今回のプログラムを通じて感じたこと」を教えて頂きました。
【ウーマン社員プロジェクト】
実施前は、どのような職場の課題を感じていましたか?
【TRIPORT】
弊社は全社員テレワーカー、また、全社員の約40%以上が働くママさんという、「多様な人材」が「多様な働き方(労働環境において「時間的・場所的」制約を極限まで排除した働き方)」を実践している企業です。このような新しい働き方の会社にとって「コミュニケーション」は非常に重要な要素ですが、各メンバー同士がお互いの「価値観・考え方」をより深く理解し、相手の想いを尊重しあえるような、今まで以上にコミュニケーションの質を高める具体的施策は無いものか、色々なサービス・仕組みを探していました。
【ウーマン社員プロジェクト】
今回のプログラムを通じて、達成できたと感じることは何かありましたか?
【TRIPORT】
コミュニケーションの質を高めるためには、メンバー同士の「価値観・考え方」、そもそもどのような人間なのか、本質の部分を理解し合うことが非常に重要かと思いますが、今回のプログラムを通して、各メンバーの「仕事を抜きにしたその人自身」を一部垣間見ることができたので、今後の組織内におけるコミュニケーションの質の向上に期待しています。
アンケート結果
実施後、ご参加頂いた皆様にアンケートにご回答いただきました。
ワークショップを通じての感想は?
- とても楽しく、有意義な時間を過ごすことができました。他の方に自分自身を表現することで、相互理解につながったように思います。ありがとうございました。
- 結果として「仕事」に活きる内容であると実感しつつも、「図工」という非日常の形式であることで、組織人としてではなく、個人としてのあり方を共有できる素晴らしいワークだったと感じました。また、あえて抽象的な図を用いることで、普段と違う部分を刺激できました。本日は、弊社からの設定時間も短かったため、自己を見つめる時間としては、少し短いかなという感じでしたが、ちょうど自身のことを考える期間を経た後だったため、スムーズに取り組むことができました。本日は、誠にありがとうございました。
- 日々パソコンとにらめっこの日々ですが、こういった“非日常”を織り交ぜていただいたことによって、建前や表面上だけでない自分を出せた気がします。1時間や2時間ではなく、まる1日会社全員参加で出来たりしたらもっと楽しいかもしれません!お時間をいただきありがとうございました。
- 子供とクレヨンを使用して絵を描くことはありますが、大人同士でクレヨンでなにかを描くということはなかなか経験できないとおもうので新鮮でした。絵を描くのは苦手でしたが、とても楽しかったです、ありがとうございました。
- とてもたのしくワークショップをすることが出来ました。相手がどういう気持ちや価値観で仕事をしているのかを知ることで、メンバーの見方が変わりましたし、より距離が近くなったと思います。
- 特にテレワークというワークスタイルに向いているWSだったと思います。(特に日頃接点の少ない他の社員を知れるという点と、PC以外のものを使うためリフレッシュかつ日頃仕事上ではあまり使わないパートの活性化になった、という点で。)楽しかったです。ありがとうございました!
他社にヘルスケア研修を薦めたいと思いますか?
- 仕事面というより、その人の「人間性・価値観・考え方」の理解を深めるために有効なコンテンツだと感じ、その先に日々の業務の生産性向上を目的としたコミュニケーションの効率化に繋がると感じたから
- 普段しない会話をすることでより相手を理解でき、仕事等円滑に進めそうなので。
- 部署間のコミュニケーションの場になると思ったからです。
- お仕事から離れて同僚を見ると、それまで以上に親近感が沸くためです。また、お互いを尊重する環境が自然と出来上がる気がします。
- 仕事仲間と日常業務を離れ同じひとつの事に取り組むことは無いので、そうした新しい取り組みの時間を持つことにより一体感、親近感、想い、共感、色々なことを感じれ、それがまた業務に生きてくると思ったから
- お互いの価値観や隠れた一面が知る良い機会になるから。
- 社員同士がお互いのことを知る良いきっかけになるため。それにより互いを思いやったり気遣うことができるようになり、結果的に業務のしやすさ、社内の居心地の良さが向上すると感じたためです。(仕事に対する意欲だけでなく、他社員とのやり取りにおいても距離感が縮まり、より快適かつスムーズにできるようになると感じたため、同じようなスタイル(テレワーク)の会社には特におすすめできると思いました。)
当日の担当講師紹介
当日のプログラムの担当講師は「おとなの図工クラブ」代表の鎌田さんです。
「おとなの図工クラブ」代表 鎌田奈那美
1988年群馬県生まれ。IT系企業・出版社にて勤め人をしながら、2013年大人のための自由な表現の場を求めて「おとなの図工クラブ」を立ち上げる。2018年、合同会社anohi設立。図工をツールとした「こども心を思い出す対話・創造ワークショップ」を法人向け研修として展開。
ウーマン社員プロジェクトとは?
ウーマン社員プロジェクトとは、「働く女性の健康につながる実体験型の学び支援を行う健康経営プログラム」を法人様に提供するために、美容・健康を中心とした人財教育や人財紹介を行うエール・ヴァンクール(東京・渋谷)と、ヘルスケア女性マーケティング支援の弊社ウーマンズ(東京・江東)が共同で開発・提供する 2 社合同の取り組みです。ウーマン社員プロジェクトでは体験型の楽しみながら学び&ヘルスケアケアができる課外・社内プログラムを多数ご提供しております。ご興味ある企業様はお気軽にご相談ください。