ジェンダード・イノベーションとは? 商品事例・市場規模・最新動向

(2024年4月更新)
2000年初頭に生まれた概念「ジェンダード・イノベーション」に社会がようやく共鳴し、2022年にトレンドが開花。政府、アカデミア、メディアなど各方面からの言及により、ヘルスケア業界も、この概念のベースとなる「性差分析」がビジネスの打開策になると注目。男女で異なる健康リスクや健康ニーズに目を向けると、多様な製品・サービス開発のアイディアを発想できる。2023年度は、性差視点の開発・上市が各社から相次ぐ。

※本稿は、2023年4月に当社が発行した「女性ヘルスケア白書2023」のp.6〜14でご紹介している内容です。ダウンロードがまだの方はコチラ!

目次

ジェンダード・イノベーションとは

ジェンダード・イノベーションは科学・技術・政策など幅広い分野において“性差分析”を取り込むことで、新しい視点を見出しイノベーションを創出すること。命や健康に直結しやすい医療・ヘルスケアの分野においては特に必要とされる考え方で、医療の世界ではすでに性差分析に基づいた「性差医療」が2000年前後から始まっている。ヘルスケア業界においては、性差分析が活発化するのはこれから。性差分析により、これまでは明らかにされてこなかった、あるいは着目されてこなかった女性特有/男性特有の健康問題・健康悩み・健康ニーズをより正確に捉えた製品・サービス開発につなげられることが期待されている。

ヘルスケア業界にジェンダード・イノベーションが起きたことで「フェムテック」という概念・言葉が誕生し、その対のキーワードとして「メンテック」の概念・言葉も誕生したーと捉えることもできるだろう。

 

ジェンダード・イノベーション、これまでの歩み

2005年に米スタンフォード大学のロンダ・シービンガー教授が「ジェンダード・イノベーション」を提唱したのが始まり。これまでの研究・開発は男性主導で行われてきたため、市場に存在するさまざまな製品が男性基準とされている。それにより女性に起きる弊害を指摘し、研究・開発に性差視点を取り入れる重要性を説いた。2010年代に入ると、研究助成金の申請において性差分析を条件とする機関が世界的に増え、『Nature』などの国際的な科学ジャーナルも投稿論文に対して、「研究デザインに性差を考慮したか?」「どのように考慮したか?」「しなかった場合はその理由」を明記するよう勧告した。国内では2020年以降に政府やアカデミアが積極的に提唱するようになり、2022年には各主要メディアが記事に取り上げたことでこの概念の認知が広がった。

政府による言及

【2020年12月】
これまで男性の視点で行われてきた研究・開発プロセスを見直し、男女の心身の違いやニーズを踏まえ、性差を考慮した研究・技術開発を求める。研究遂行過程において女性を積極的に評価し、女性の視点を取り入れた研究プロジェクトを推進する引用:第5次男女共同参画基本計画

【2021年3月】
研究のダイバーシティの確保やジェンダード・イノベーション創出に向け、指導的立場も含め女性研究者の更なる活躍を進めるとともに、自然科学系の博士後期課程への女性の進学率が低い状況を打破することで、わが国の潜在的な知の担い手を増やしていく引用:第6期科学技術・イノベーション基本計画

【2022年5月】
科学技術・学術分野において男女共同参画を進め、研究・技術開発に多様な視点を取り入れていくことは、ジェンダード・イノベーションの創出にもつながり、重要である引用:女性活躍・男女共同参画の重点方針<女性版骨太の方針 2022>

【出典】内閣府「男女共同参画白書 平成30年版」女性に多い疾患

 

【出典】内閣府「男女共同参画白書 平成30年版」男性に多い疾患

 

 

10兆円の期待市場

フェムテック市場の調査レポート「フェムケア&フェムテックマーケット2022」をまとめた矢野経済研究所の研究員によれば、ジェンダード・イノベーション視点の潜在市場は10兆円(2022年9月推計)。「ほぼ全ての消費財・サービス分野において、性差視点を掛け合わせることが可能。それにより新ビジネスの創出が可能」とし、消費財・サービス業界全体のうち1%からジェンダード・イノベーション発想の製品・サービスが生まれると仮定すると、10兆円規模を期待できるとのこと。ただしこれはかなり少ない見積もりであるため、性差視点が今後各業界で広まれば、市場規模はさらに膨らむと見ている。ちなみに、ヘルスケア関連領域で性差視点が先行している各市場では、現時点で性差視点アイテムがどれくらいあるのか?同社は「市場に占める性差視点アイテムの占有率」を算出している。先行している市場から学べることは多そうだ。

【出典】矢野経済研究所、主席研究員の清水由起氏による講演 「ジェンダード・イノベーションの未来予測、10兆円の潜在市場(2023.2)」の資料より抜粋

 

 

性差分析が広がる背景

性差分析の視点がヘルスケア業界で注目されている最たる理由は、ここ数年のフェムテックのトレンド。このトレンドが起きていなければ、性差や男性特有の健康問題にまで、ここまでの関心は向けられなかっただろう。性差分析が広がる主な理由は5つ。

①性差を起点にしたビジネス思考が広がる

フェムテックのトレンドを契機に、参入を検討している各社が「女性ならではの健康問題や健康悩みは何?」と、性差を起点に商機を探るように。新しい思考習慣が業界に生まれた。

②男性側の理解の必要性がわかってきた

女性の健康問題の解決には男性の理解や男性特有の健康問題への着目も必要であることが、社会全体で認識されるようになってきた。例えば不妊は男性側の解決が必要な場合もあり、こういった視点は女性特有の健康問題への着目が先行したことによるもの。

③男性特有の健康問題に関心が高まってきた

女性特有の健康問題が社会的に議論されるようになったことで、必然的に、その対となる男性特有の健康問題にも関心が向けられるようになってきた。男性更年期やEDなど、男性は男性でオープンに話しづらい健康悩みがあり、解決策の選択肢も少ない。痛風や肺がんなど男性の方がかかりやすい病気や、前立腺がんなど男性しかかからない病気もあり、男性特有の健康問題への着目も必要であることを、社会や業界が認識するように。

④ビジネスの新たな打開策

ヘルスケア市場は数少ない成長市場として期待されているため、ビッグテック企業をはじめ業界内外からの参入が激化している。特に競争が激しい1次予防領域はすでにレッドオーシャンで、特にAIやロボットなどの高度なテクノロジーや独自技術を有していない企業にとっては、競合優位性を高めることが年々困難になっている。そんななか、市場全体で未開拓の状態である性差分析に基づいた製品・サービスは、完全なブルーオーシャン。他社との差別化を図る新しい打開策として注目されている。

⑤美容業界での先行事例が好影響

美容業界ではジェンダーレスアイテムが注目されているが、男女それぞれの肌の特性に合わせた化粧品の開発・上市も相次いでいる。男性の美容意識が高まっていることが背景にあり、性差分析による製品化を実現した事例も出てきている。美容業界の先行した動きは、ヘルスケア業界が手本とできる前例として好影響を及ぼすだろう。

 

性差分析による研究開発で生まれる3タイプの製品・サービス

性差分析に基づいた製品・サービス開発は、次のいずれかになる当社ウーマンズ分析

  • 【1】女性のみor男性のみに起こる健康問題を解決するもの
  • 【2】男女共に起こるが、女性or男性に多い健康問題を解決するも
  • 【3】男女同等に起こる健康問題を、女性特有or男性特有のリスクや症状などに着目して解決するもの

現状は【1】の開発が先行しているが、今後は男女共通疾患の性差に着目した②③の開発も進んでいくと見られる。

 

2023年以降、性差分析が進む領域

2023年に性差分析が活発化するホットな領域は「妊活」「更年期」。女性の妊活や更年期に焦点を当てたフェムテックへの注目が近年続いたことで、男性の妊活と更年期にも社会的関心が向けられるようになってきた。メディアによる報道・啓発や、各主要機関による調査も増え、男性不妊や男性更年期についてもオープンに話せる空気が醸成されつつある。

 

性差分析すべきチャンス領域

生殖領域の性差に比べると社会的関心は少々低いが、商機として注目したいのは生活習慣病の性差分析。がん、糖尿病、肥満、高血圧などの生活習慣病のリスクや罹患率などの性差は業界でもある程度は知られているが、製品・サービスにまで落とし込んでいるケースは稀(ウーマンズ調べ)。日本の死因割合の5割以上を生活習慣病が占めることを考えると、生活習慣病を予防・ケアする製品・サービスの開発意義は大きい。生活習慣病の性差研究は医療の世界でも強調されており、性差医療の第一人者である天野恵子医師は、「性差医療において生活習慣病は中心課題である」と述べている(第16回日本性差医学・医療学会学術集会,2023)

 

性差、パーソナライズ、ジェンダーレス、正解は?

近年は美容、アパレル、マーケティング業界において個別最適化を図るパーソナライズ製品・サービスが人気を集め、医療でも個別化医療が注目されている。性別に関係なく誰もが使えるジェンダーレスコスメもトレンドだ。ジェンダーにまつわる価値観が変化し多様性が重視されるようになったことや、個々のニーズに応えられるだけのテクノロジーが誕生していることが背景にあり、「ヘルスケア製品・サービスもパーソナライズ化させるべき?ジェンダーレスにするべき?男女を生物学的性差のみで2区分する見方は時代に合っていないのでは?」という議論が繰り広げられることがあるが、これについてはどのように捉えれば良いのか?矢野経済研究所の主席研究員、清水由起氏(フェムケア&フェムテックマーケット2021・2022を統括)と、ウーマンズ代表の阿部がジェンダード・イノベーションについて対談をした際に同様の議論があったので、両者の見解を紹介したい。

清水:ヘルスケア業界の理想はパーソナライズだとは思うが、その実現には、資金的にも技術的にも難しい企業がほとんど。まずは取っ掛かりとして性差分析をして、ゆくゆくはパーソナライズに持っていければいいのではと思います。ジェンダード・イノベーション視点の製品・サービスは、ヘルスケア業界全体が製品・サービスをパーソナライズ提供できるようになるまでの過渡期と言えるのではないでしょうか。

阿部:そうですね、もちろん理想はパーソナライズ。特にヘルスケア領域でのニーズは強いと思います。ですが今はまだ、ユーザーベネフィットとビジネス、どちらの視点から見ても、単純に生物学的性差に着目することから始めるので十分だと思います。性差医療がわかりやすい好事例で、個々に合わせた診療の前段階として、女性と男性を単純に2区分して患者を診るようになっただけでも、正しい診断と的確な治療に繋げられるようになってきました。ヘルスケア業界も、まずはここを目指してほしいですね。女性・男性それぞれが生物学的性差に適したヘルスケアができるよう、性差分析に基づいたものを開発してほしい。そこの分野は十分にブルーオーシャンなので大きな商機です。マネタイズの視点から見ても、パーソナライズよりも性差分析の方が、今の時代ははるかに現実的。一足飛びに皆が皆、ハードルの高いパーソナライズを目指す必要は今はまだなくて、まずは、そこに行き着くまでの過程として性差分析に取り組んでほしいと思いますジェンダード・イノベーション、商機はどこ?

 

ジェンダーレス視点については、どのように考えれば良いのか?これについては、製品・サービスの特徴や訴求ポイント、対象とする疾患・不調によって考え方が異なるだろう。性差への着目の必要性がないものであればジェンダーレスでも構わないが、性差に着目することで女性特有・男性特有の健康データやニーズに違いが見えるようであれば、適さないかもしれない。

昨今のジェンダーレス化の波に対しては、識者から懸念の声も上がっている。例えば、履歴書や各種調査など個人情報を収集する際に性別欄を廃止すると、性差を可視化できなくなることで男女格差がわからなくなる。改善点の把握ができなくなるという問題点が指摘されている。これと同様に、製品・サービスをジェンダーレス化することでマイナスの影響が発生する場合もあるため、特に命や健康に直結するヘルスケア製品・サービスにおいては、慎重さが求められる。

 

ジェンダード・イノベーション(性差分析)の製品・サービス例

<事例>性・年代・人種・体型別で開発  医療教育用のシミュレータ・トレーニングモデル(レールダルメディカル)

ノルウェーに本社を置き世界22カ国で展開する、レールダルメディカルは、救急医療を柱とした医療機器製造と医療教育ソリューションを提供するグローバル企業。30年前から性差に着目した医療教育ソリューションを提供しており、性・年代・人種・体型別のトレーニングモデルを開発・提供している。

<事例>女性も男性も妊活を自宅でチェック、「ドゥーテスト」(ロート製薬)

性差によるメカニズムの違いに着目した研究に長年取り組んできたロート製薬。「ふたり妊活」を提唱する「ドゥーテスト」ブランドから、女性向けには排卵日予測検査薬と妊娠検査薬を展開。2021年には精子運動濃度を算出できる男性向けのテストキットを発売。

【出典】男性向けの「ドゥーテストスマートフォン用運動精子濃度テストキット」

 

<事例>女性・男性の更年期リスクチェック「ホルモン量測定キット」(あすか製薬メディカル)

女性更年期・男性更年期を自宅でセルフチェックできるホルモン検査キット。女性は唾液からエストロゲン値を、男性は毛髪または爪からテストステロン値を検査する。測定結果は生活アドバイスとともにレポートにまとめられる。女性向けは開発中、男性向けは2023年4月に発売。

【出典】あすか製薬メディカル

 

<事例>女性・男性向け大人用おむつ「尿とりパッド」(白十字)

女性向けは生理用ナプキンと同様の形状で、下着またはパンツタイプの紙おむつにあてる(画像右)。男性向けは、男性器を固定する形状(画像左)。2回分の尿を吸収する。

【出典】白十字

 

<事例>腸内細菌の性差を踏まえた疾病リスク分析「健腸ナビ」(シンバイオシス・ソリューションズ)

腸内細菌叢の性差を踏まえ、腸内細菌から疾病リスクを分析するサービス。大腸がん、認知症、性別特有の疾患(乳がん、女性不妊症、前立腺がんなど)など、多くの疾病リスクをチェックできる。医療機関向けと個人向けに展開。画像は個人向けの検査キット。

【出典】シンバイオシス・ソリューションズ

 

<事例>性差をテーマにした世界初の展示会

■ジェンダード・イノベーションEXPO開催

「ジェンダード・イノベーションEXPO 第2回」が2024年2月に東京で開催された(主催:インフォーママーケッツジャパン/企画:弊社ウーマンズ)。性差に着目したビジネス展示会は本EXPOが世界初(インフォーママーケッツジャパン調べ)。女性・男性特有の健康問題に着目した多様な製品・サービスの出展の他、専門カンファレンスでは性差分析の事例が発表された。2024年開催時の様子はこちら

 

■ジェンダード・イノベーションEXPO2024  出展企業一覧

本EXPOでは、ジェンダード・イノベーション(性差分析)に着目した企業の製品が一堂に集結。本稿で紹介した企業以外の製品・サービス事例はこちらに掲載しているので、ぜひチェック!

ジェンダード・イノベーションEXPO2024 出展者エリアの様子

■ジェンダード・イノベーションに関するビジネスカンファレンス開催

本EXPOでは性差分析による研究開発で誕生した製品・サービスが一同に集結した他、会期中は最新動向をインプットできるビジネスカンファレンスも併催。登壇は厚労省、NHK、産業技術総合研究所、長野智子氏(元報道ステーションキャスター)、トーマツ(デロイトグループ)、あすか製薬、イオンモールなどでプログラムタイトルの一例は下記に掲載。ヘルスケア・医療業界では他業界に先駆けてジェンダード・イノベーション(性差分析)が進んでいることもあり、本カンファレンスはいずれのプログラムも開催前ですでに定員越えとなる盛況ぶりだった。

  • 2024年に始まる健康日本21(第三次)〜性差に着目した初の目標設定〜
  • ヘルスケア業界の新潮流「ジェンダード・イノベーション」基礎知識と、世界・国内の最新動向2024
  • 「ヘルスケア市場77兆円」に向けた未来のヘルスケア、性差視点のビジネスの可能性と事業化のポイント
  • オープンデータから探る、ヘルスケアビジネスの商機 〜医療・健康・自治体データから男女のアンメットニーズを発見〜
  • デザイン思考で顧客から選ばれる商品・サービスに 〜性差に着目したコミュニケーション戦略とその事例〜
  • メーカー3社に学ぶ、性差に着目した製品の事例 ~開発の裏側とユーザーの評価~
  • 報道の現場から見えた、性差の社会動向と未来展望 〜TV・ビジネス誌・女性誌・ジャーナリストの視点から〜
    など。当日のプログラム一覧はこちらに掲載

ジェンダード・イノベーションEXPO2024 ビジネスカンファレンスの登壇者一覧

 

ジェンダード・イノベーション市場の今後

本稿のまとめとして、当社ウーマンズが3年連続で企画を担ったヘルスケアイベント第1回目:フェムテックゾーン第2回目と第3回目:ジェンダード・イノベーションEXPOの終結時に、業界向けに発表したリリース内容の抜粋という形で、ジェンダード・イノベーション市場の今後について当社見解を記載させていただきます。各事業者様の今後の事業戦略や意思決定の材料としてお役立ていただけますと幸いです。

変更と企画にあたっては健康博覧会とウーマンズで数ヶ月間にわたり多角的な議論・検討を重ね、多数のヘルスケア企業や業界団体、医療者、行政、報道、識者の皆様からの聞き取りやコミュニケーション、加えて、女性ヘルスケア事業に関心を持つ1,000名近い企業の方々からのアンケート調査からの考察も行いました。

その結果、性差に着目してイノベーションを起こすことを意味する「ジェンダード・イノベーション」は、あらゆる年代の女性の多様な健康課題を包括的に捉えられる概念として適切であること、女性ヘルスケア市場全体のサステナブルな発展に向けたヘルスケア業界の共通言語・指針として適切であること、そして、男女両方の課題に目を向ける概念でもある「ジェンダード・イノベーション」という言葉を用いることで、フェムテックのブームを遠巻きに見ていた男性や、フェムテックをSRHRソリューションと限定的に捉えていた企業も積極的にこの市場に関わることができるという確信から、イベントタイトルの変更を決定し、具体的な企画立案に入りました。

ジェンダード・イノベーションは、医療・ヘルスケア業界の言葉に変換すると「性差医療」「性差ヘルスケア」と表現できますが、この概念は今後世界的な規模で広まっていくと見られ、実際に日本を含めた各国ではジェンダード・イノベーションの取り組みや国による言及・提言が相次いでいます。人生100年時代、病気と共生しながら最期を迎える人が増え、そして医療費問題も深刻化する中、より適切な医療・健康メリットを個々が享受できるようになる「性差」への着目は、社会に大きなイノベーションをもたらしてくれます。現時点ではヘルスケア業界では、生物学的な男女差に着目したヘルスケア製品・サービスの開発に関心が寄せられていますが、業界の究極のゴールは、生物学的性差・性自認・年齢・人種などに関わらず一人一人の健康課題を解決するパーソナライズソリューションの開発・提供です。全文はこちら

 

 

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