性差医学・医療講座17 〜ジェンダード・イノベーション発想のフェムテック開発に向けた知識習得に〜
フェムテックの一大トレンドやジェンダード・イノベーションへの関心の高まりを背景に、日本性差医学・医療学会とウーマンズは、ビジネスパーソン向けのeラーニング「性差医学・医療講座17」の提供を開始することにいたしました。性差分析による新たな商機発見や既存商品のマーケティング戦略立案にお役立ていただける内容です。
目次
講座概要(eラーニング)
日本性差医学・医療学会が、2022年4月から医療者を対象に開始した研修・認定制度「性差医学・医療認定制度」の中で提供している17の講座を、ヘルスケアビジネスに従事する業界人も気軽に受講できるよう、ビジネスパーソン向けにご用意いたしました。講座は性差医学の基礎を学べる「総論」の8講座と、特に性差研究が進んでいる領域の性差の実態を学べる「各論」の8講座、そして特別講座の1講座、で全17講座。全てオンラインで受講いただけます。各講座を担当するのは、性差医学・性差医療に詳しい専門医19名。
17講座の内容
◆ベーシックⅠ総論
- 性差医療の概念・成り立ち
(下川宏明氏:国際医療福祉大学,東北大学) - 女性ホルモンと女性の健康
(大道正英氏:大阪医科薬科大学医学部産婦人科) - 男性ホルモンと男性の健康
(伊藤直樹氏:NTT東日本札幌病院泌尿器科) - 薬物と性差
(黒川洵子氏:静岡県立大学薬学部 生体情報分子解析学分野)
(山浦克典氏:慶應義塾大学薬学部) - 生活習慣病の性差
(佐久間一郎氏:社会医療法人 社団カレスサッポロ北光記念クリニック) - メンタルヘルスと性差
(岡孝和氏:国際医療福祉大学成田病院心療内科) - 性差を考慮した女性診療
(小宮ひろみ氏:福島県立医科大学性差医療センター) - 性差を考慮した男性診療
(堀江重郎氏:順天堂大学大学院医学系研究科泌尿器外科学)
◆ベーシックⅡ 各論
- 循環器疾患と性差
(中川幹子氏:大分大学医学部医学教育センター) - 内分泌代謝疾患と性差
(片井みゆき氏:政策研究大学院大学 保健管理センター政策研究科,日本性差医学・医療学会副理事長) - 消化器疾患と性差
(名越澄子氏:埼玉医科大学総合医療センター消化器・肝臓内科) - 呼吸器疾患と性差
(山口泰弘氏:自治医科大学附属さいたま医療センター総合医学第一講座呼吸器内科) - 脳神経疾患と性差
(井川房夫氏:島根県立中央病院脳神経外科) - 高齢者医療と性差
(秋下雅弘氏:日本性差医学・医療学会理事,東京大学大学院医学系研究科加齢医学) - 職場と男女共同参画
(片岡仁美氏:岡山大学病院ダイバーシティ推進センター) - 泌尿器疾患と性差(女性/男性)
(藤井美穂氏:社会医療法人 社団カレスサッポロ時計台記念病院 女性総合診療センター)
(辻村晃氏:順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科)
◆特別講座
- 性差医療と日本の未来
(天野恵子氏:財団法人 野中東皓会静風荘病院)
こんなビジネスパーソンにおすすめ
- 性差医学の正しい知識を医師から習得したい
- 性差医学の正しい知識を網羅的に習得したい
- 日本性差医学・医療学会が医師・医療従事者に向けに提供している「性差医学・医療認定制度」と同じ内容の講座を受講したい
- ヘルスケア領域の新規事業開発、研究、企画、マーケティング、人材育成などに携わっていてビジネスに役立てたい
- ジェンダード・イノベーション発想=性差分析に基づいた商品開発で新たな商機をつかみたい
- 自社のリソースと性差医学を掛け合わせてフェムテック・メイルテックを開発したい
- 性差分析のエビデンス構築に向けて専門知識を身につけたい
- 自分のペースで好きな場所で学習したい
受講料金
- 66,000円(税込) / 全講座
受講方法
- 後述の「お申込み・お問合せ」からお申込み
- 必要事項を記入
- 事務局よりご返信
- 受講費用のお支払い(銀行振込のみ)
- お支払いの確認後、講座画面に入るためのアカウントを事務局よりお送りします
- ログイン
- 専用サイトから好きな時に動画を視聴
ご確認事項(必ずお読みください)
- 当講座受講後の修了証や資格発行はございません
- 受講料金は1名様あたりの設定です。1名様の受講料金で複数名の視聴はできませんので、あらかじめご了承ください。システム上、1つのアカウントで複数名のデバイスから講義画面に入ることはできません
- 社内あるいは部署内での研修や勉強会などで本講座を活用したい場合は、事務局(ウーマンズ)へ別途ご連絡ください。希望講座数、同時視聴人数、期間、予算等に合わせた費用をカスタマイズの上、お見積りを出させていただきます
- 本講座の医師に社内セミナーを依頼したい等のご希望については、事務局(ウーマンズ)へ別途ご連絡ください
- 独自での社内・部署内開催や、医師または学会への個別連絡は、著作権と個人情報保護の観点からも固くお断りさせていただきます。発覚した場合は「申込者のアカウント停止」や「新規受講申し込み不可」などの対応をさせていただく場合がございますのでご注意ください
- 当講座は、医療従事者向けの認定講座として、各講師がご自身で作成した動画になります。そのため講座によっては「音声が聞き取りづらい」「スピードが速い」「言葉尻のところで音声が部分的に聞こえない」という箇所がございます。決して講座内容の理解を妨げるものではありませんが、ご理解とご了承のほどよろしくお願いいたします
お申込み・お問合せ
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講座提供・運営企画
講座提供:日本性差医学・医療学会
日本性差医学・医療学会は、女性医療の普及に努める天野恵子医師を代表世話人として2004年に設立された「性差医療・性差医学研究会」を前身とし、2008年に誕生。性差医学・医療は、男女共通の病気を含む全疾患において、病気の起こり方や症状の表れ方、進展の仕方、診断や治療法、予防等における性差を、年代(ライフステージ)による変化も含め研究する分野で、同学会は、性差医学・医療に興味を持つ医療者、研究者、行政関係者など様々な専門家が集まり、互いの知識や研究結果を共有し研鑽する学術団体。国際性差医学会にも加盟。
運営企画(事務局):ウーマンズ
ウーマンズは女性ヘルスケア市場に特化したシンクタンクカンパニーです。「生活者分析/業界動向分析/法人ネットワーク」を強みに、女性向けのヘルスケア事業を行う企業の支援を行っています。ジェンダード・イノベーション発想に基づいた女性特有の行動・消費・ニーズの調査分析が基礎業務です。これまでに、朝日新聞社(BtoC)、健康博覧会(BtoB)、大丸松坂屋百貨店大丸梅田店(BtoC)、蔦屋家電(BtoC)、イオンモール(BtoC)などの企業様と「女性ヘルスケア」をテーマに掲げたイベントを企画・開催・運営協力。2023年2月には東京ビッグサイトにて「ジェンダードイノベーションEXPO」を開催(主催:健康博覧会/企画:ウーマンズ)。商業施設やオフィスビルの女性個室トイレに設置されたデジタルサイネージを活用して「女性の健康問題を啓発する動画番組」を放映中(開発運営:株式会社バカン、企画:ウーマンズ)。10年以上にわたり「性差視点に基づいた、女性ヘルスケア市場の業界動向分析・生活者分析」を行ってきた知見をもとに、女性ヘルスケアの認知向上・社会実装を企業の皆様と共に目指しています。