ママ美容師が主役の美容室がオープン、差別化が明確
(最終更新2017年1月,記事公開2016年7月)
スタイルデザイナー(神奈川県・横浜市)は、「Choki Peta 春日部店」を2016年7月15日(金)にオープンした。ChokiPetaは、ママ美容師を主役の美容室としており、各店のリーダーもママ美容師が担当している。約9割がパートタイム美容師というのも大きな特徴の一つだ。同社は2016年度『Choki Peta』ブランドの強化を掲げ、10店舗出店を計画している。
ファミリーをターゲットにしており、他の美容室と明確な差別化を行っている。美容室といえば「大人が行くところ」「オシャレをして行く場所」というイメージが強い。一般的には「パパは理容室、ママは価格が少し高めの美容室、子供はママカットまたはキッズサロン」という、家族それぞれがそれぞれのサロンを利用するという傾向にあるが、同店は、家族みんなでリーズナブルに利用できる点を打ち出している。サイトのトップページには、パパ・ママ・子供が一緒にうつった家族画像が掲載されており、見た瞬間に「家族向け美容室」であることが分かる。
ママ美容師が主役の店舗なら、客側のママも安心して子供と一緒に、あるいは一人で気軽に通いやすい。受付機で自動化されている受付、自動化されているシャンプー、退店前に客が自分でスタイリングできる専用の空間を店内に併設するなど、工夫が多いのも魅力だ。
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