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一人クリスマスは現代を象徴する新スタイル ぼっち女性の意識と過ごし方(1/4)

コロナ禍で、今年のクリスマスは一人用ケーキが例年以上に人気を集めているという。「クリスマス=カップルのイベント」と考えるのは、もう一昔前のこと。情報過多、SNSによる人とのつながり過多、ストレスの増大で近年は一人時間に価値が見出され、一人クリスマスは女性たちにとってちょっとした贅沢時間に変化。コロナによる巣ごもりクリスマスで、この風潮は今後さらに強まりそう。一人でもクリスマスは特別な日。女性ならではの楽しみ方を覗いてみよう。

女性たちの“一人クリスマス”事情

一人クリスマスを回避

日本のクリスマスといえば、「カップルのイベント」「恋人との特別なデートの時間」「ロマンチックな日」。そんなイメージから、特に独身の若者の間で「クリスマスは何か特別なことをしたい」「一人で過ごすのは何かイヤ…」「一人クリスマスは寂しい」という考えが広まった。

そんな中、一人ぼっちを回避する動きが活発に見られるようになったのは2000年に入ってから。恋人のいない男女をターゲットにしたイベントが開催されるようになり、恋人がいない女性たちは、“堂々と”同性で集まり女子会を開いたり、新しい出会いを求めて合コンを開催するなど、恋人がいないからこその楽しみを満喫するようになった。

「クリぼっち」の登場

恋人のいないクリスマスの過ごし方に注目が集まり始めると、やがて「クリぼっち」という新語が登場した。クリぼっちとは「クリスマス」と「ひとりぼっち」を合わせた造語で、恋人や友達と過ごさない一人ぼっちのクリスマスのことを指す。2012年〜2013年ごろから使われるようになり、若い世代を中心に浸透した。当初はクリスマスに一人の寂しさを皮肉ったネガティブなイメージもあったが、最近では一人で過ごすこと=寂しいというイメージは薄れ、一人で過ごすクリスマスを自虐的に表現しつつも自由を楽しむポジティブな言葉としても使われている。

一人クリスマス「問題無し」、6割

首都圏の女性をターゲットにした人気webメディアのオズモールが行ったおひとりさまへの調査(2018)によると、クリスマスを一人で過ごしたことがある女性は7割超え。恋人がいない、仕事や友達と予定をあわせるのが難しいなど、理由は様々。

この状況についてどう思うのか聞くと、「クリスマスに一人でも問題ない」と回答した女性は6割に上った。

一人クリスマス「何する?」

一人クリスマス、どう過ごす?

一人クリスマスを過ごす女性はどんな過ごし方を理想としているのか?オズモールが都内で働く女性1199人を対象に「おひとりさまクリスマスはどう過ごしたい?」を調査した。結果を見てみよう。

  • 1位:おうちでXmasグルメを楽しむ(472人)
    2位と倍以上の差で第1位となったのが「おうちでのクリスマスグルメ」。イベントが多く賑やかになる外ではなく、ゆったり過ごせるおうちクリスマスが人気を集めた。インスタ映え満点なクリスマスケーキに、ボリューミーな丸焼きチキンを一人占め。好きなものに囲まれて誰にも気兼ねせずに過ごす悠々自適のクリスマスが、人気の様子。
  • 2位:エステやマッサージに行く(166人)
    2位にランクインしたのはエステやマッサージの「自分磨き系」。一年の終わりに自分へ癒しと休息をプレゼントするのも、一人クリスマスならでは。美容家電が充実する近年は、ホームエステ一本で自宅ケアに取り組む女性も増えているが、専門スタッフに体を丸ごと預けて徹底ケアしてもらえるのは、最高のリラックスタイム。今年はエステやマッサージに出かける人が減っているが、コロナが収束すれば、エステ、マッサージ、スパ熱は再び盛り上がるはず。
  • 3位:イルミネーションを見る(162人)
    クリスマスの代名詞でもあるイルミネーションを楽しみたい声も多い。歩くだけでクリスマス気分を存分に味わえる。仕事が忙しくても、一人でも、ちょっとした時間で満喫できるのが人気の理由。
  • 4位:クリスマスコフレを買う(151人)
    女性ならではのクリスマスイベントとして定着しているのは、クリスマス限定コフレ。コフレ情報がメディアや百貨店に登場すると、冬やクリスマスの到来を感じる女性は多い。コフレとは小箱や小袋につめて販売される化粧品のこと。クリスマスコフレのチェックや購入が毎年の定番行事になっているという女性も。
  • 5位:コンサートなど芸術に触れる(124人)
    コンサートなどの芸術に触れるという声も。思いきり騒いだり美しいものに触れたりなど、日常から離れた芸術体験もまた、クリスマスの特別感を引き立たせてくれる。

女性生活者の調査レポート