日本の死因ランキング、男女別・年齢別(2026年公表)

厚生労働省は今月3日、2025年の人口動態統計を公表した。人口動態統計は、出生・死亡・死産・婚姻・離婚の実態を把握することを目的にした基幹統計で、0〜100歳以上までの年齢階級別・男女別の死因順位などをまとめている。

日本の3大死因

2025年の男女合わせた死亡数は158万9489人で、前年の160万5378人より1万5889人減少した。死亡数の減少は5年ぶり。以下グラフは男女を合わせた死因の構成割合で、日本の3大死因は「1位:悪性新生物」「2位:心疾患」「3位:老衰」となる。

厚生労働省「令和7(2025)年人口動態統計月報年計(概数)の概況」

【出典】厚生労働省「令和7(2025)年人口動態統計月報年計(概数)の概況」

  • 1位:悪性新生物(腫瘍)(378,812人)
  • 2位:心疾患(高血圧性を除く)(220,447人)
  • 3位:老衰(214,711人)
  • 4位:脳血管疾患(100,355人)
  • 5位:肺炎(84,013人)
  • 6位:誤嚥性肺炎(64,396人)
  • 7位:不慮の事故(45,011人)
  • 8位:腎不全(29,389人)
  • 9位:アルツハイマー病(25,769人)
  • 10位:血管性及び詳細不明の認知症(23,905人)
  • 11位:その他(402,681人)

 

 

なお、1日単位でみると日本では4386人が死亡していることになる。内訳は最多ががんで1049人(2024年公表)。

 

死因ランキング、男女別

2025年の死亡数は男女間で大差はなく、女性78万159人、男性80万9330人。死因で有意差が見られるのは「悪性新生物」で、男性は女性より約6万人多い。一方で「老衰」は圧倒的に女性に多く、男性の2.5倍以上で約9万人ほどの開きがある。

女性(0〜100歳以上)

◆女性全体、死因ランキングTOP5

  • 1位:悪性新生物(160,902人)
  • 2位:老衰(152,976人)
  • 3位:心疾患(111,391人)
  • 4位:脳血管疾患(50,397人)
  • 5位:肺炎(35,286人)

◆女性の年齢階級別、死因ランキングTOP5

以下表は、女性0歳から100歳以上の年齢階級別の死因ランキング。

厚労省「令和7年 人口動態統計月報年計の概況」女性の年齢階級別の死因順位よりウーマンズラボ作成

【出典】厚労省「令和7年 人口動態統計月報年計の概況」女性の年齢階級別の死因順位よりウーマンズラボ作成

 

男性(0〜100歳以上)

◆男性全体、死因ランキングTOP5

  • 1位:悪性新生物(217,910人)
  • 2位:心疾患(109,056人)
  • 3位:老衰(61,735人)
  • 4位:脳血管疾患(49,958人)
  • 5位:肺炎(48,727人)

◆男性の年齢階級別、死因ランキングTOP5

以下表は、男性0歳から100歳以上の年齢階級別の死因ランキング。

厚労省「令和7年 人口動態統計月報年計の概況」男性の年齢階級別の死因順位よりウーマンズラボ作成

【出典】厚労省「令和7年 人口動態統計月報年計の概況」男性の年齢階級別の死因順位よりウーマンズラボ作成

 

死因別の死亡率の年次推移

男女合わせた死因別の死亡率の年次推移をみると、「悪性新生物」は1981年以降の死因順位第1位であり、2025年の全死亡者に占める割合は23.8%となっている。「心疾患」は、1985年に脳血管疾患にかわり第2位となり、2025年は全死亡者に占める割合は13.9%。「老衰」は1947年をピークに低下傾向が続いたが、2001年以降上昇しており、2018年に「脳血管疾患」にかわり第3位となり、2025年は全死亡者に占める割合は 13.5%。「脳血管疾患」は、1970年をピークに低下傾向が続き、2025年の全死亡者に占める割合は6.3%となった。

厚生労働省「令和7(2025)年人口動態統計月報年計(概数)の概況」

【出典】厚生労働省「令和7(2025)年人口動態統計月報年計(概数)の概況」

 

 

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