ストレス解消法、男女で顕著な違い(20~60代)
女性は男性と比べ「食」「買い物」にストレス解消を求める傾向があることが、ジブラルタ生命保険(東京・千代田)の調査でわかった。20~60代の心身の健康づくりに関する意識・行動を明らかにするために実施したもので、「ストレス解消のために行っていること」に関する質問では、男女間・年代間で違いが見られた。「おいしいものを食べる」と回答した女性は全体で5割を占め、30代以上については全年代で最多だった。一方、男性で「おいしいものを食べる」と回答したのは全年代で3割ほど。「買い物をする」は、女性は全年代でトップ5にランクインしたが、男性はいずれの年代もランク外だった。ストレスによる食行動・買い物行動は、女性の特徴的な傾向と言えそうだ(「身体と心の健康づくりに関する調査 2024」,2024.4,男女1,000人ずつ)。
■ランキング(男女計)
- 1位:おいしいものを食べる
- 2位:テレビ・映画・動画をみる
- 3位:十分な睡眠をとる
- 4位:音楽を聞く・歌う
- 5位:コーヒー・紅茶を飲む
- 6位:買い物をする
- 7位:旅行・ドライブに行く
- 8位:入浴する
- 9位:運動・スポーツをす
- 10位:お酒を飲む
■ランキング(性別・年代別)
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