経口避妊薬の使用による卵巣がんの発症リスク低下、人種で異なることを発見 ~海外のヘルスケアニュース15選〜

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卵巣がんの危険因子が人種や民族的背景によって異なることをシドニーの研究者らが突き止めたと、英フェムテック専門メディアのFemtech Worldが報じた。経口避妊薬の使用や出産などが卵巣がん発症のリスクを低下させることは知られているものの、その低下率は人種や民族的背景によって異なるという。研究では、27,000人以上の女性を対象とした11件の研究データを分析。経口避妊薬を5年以上使用した女性のうち、アジア系、ハワイ先住民、太平洋諸島系の女性の卵巣がん発症リスクは、経口避妊薬を使用したことがない女性に比べ約70%低下したものの、ヒスパニック系と白人女性の発症リスクは約50%しか低下しなかったという。

本稿ではその他、編集部が今月のリサーチで気になった海外のヘルスケアニュースをピックアップ。視点は、国内のヘルスケアビジネスに影響するニュース、ヘルスケアマーケティングの参考になる企業事例、テクノロジー。タイトルを見るだけでも発想が広がるトピックが満載。

 

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