心理学を駆使すれば商品は売れる！心理テクニックを学べるマーケティング書籍5選
女性ヘルスケア領域のマーケット情報を日々、収集・分析するウーマンズラボ編集部が厳選。読者の皆さんへ、おすすめ書籍を紹介するコーナー。今回のテーマは「心理テクニック」。マーケティングに使える心理テクニックをサラリと学べる書籍を、多様な視点からピックアップ。
目次
【ビジネス心理学】販促テクニック100選（初級者向け）
ビジネス心理学に基づいた販促テクニックや営業術100項目を事例と合わせて学べるマーケティング書籍（以下は100項目のうち一部を紹介）。マーケター歴のある人にとっては”当たり前”のテクニックも多いが、今すぐ使える基本術として改めて振り返ってみては？
- ターゲットを絞り込むコピー術①：自分の関心事には人は振り向く
- ターゲットを絞り込むコピー術②：「○○で困っている方へ」と、呼びかける
- 奇数をコピーに入れる方法：日本人は偶数よりも奇数を好む
- オマケの魅力で購買を刺激する方法：オマケを付けると、本体が魅力的に見える
- 簡単な客単価アップ法：選択肢を3つにすると、真ん中を選ぶ
- リスクを煽る販促法：得よりも損のほうが購買行動は強化される
- 効果の高い褒め方：誰かが褒めていたと言われると、嬉しさが増す
【ビジネス心理学】世界最先端のエビデンスに基づいた広告心理・消費者心理（中級者向け）
ビジネス心理学の第一人者である内藤誼人氏の新著。広告心理学、消費者心理学、産業心理学、経営・経済心理学など、ビジネスに関する世界最先端の心理学研究100本をベースに、買いたくなる商品の仕掛け方や、「イエス」と言いやすくする交渉の裏ワザなどを紹介。エビデンスに基づいた心理テクニックなので、効果はきっと抜群。トライする価値アリ。
【色彩心理学】色の効果を活用した商品開発・販促に
小難しいビジネス心理学を駆使するよりもっと簡単に心理テクニックを実践したいなら、こちらの書籍がおすすめ。色の心理効果、色の好みと性格の関係、色と身体の状態との関係性、色に対する人間の行動など、いわゆる「色彩心理」を網羅的にまとめたもので、著者は色彩心理学・心理学・行動経済学の研究をベースに企業支援や多数の書籍を執筆しているポーポー・ポロダクション。色彩心理効果の一例として、例えば以下を解説。
- 価格、価値を変える色
- 色と感情 ストレスを防ぎたいときに取り入れる色
- 味覚を変える食器の色、食品の色
色が人々に与える影響や効果を「知っている」「知らない」では、マーケティングの成果は段違い。ぜひ手に取ってみてはいかが？
【デザイン心理学】「買いたくなる」商品のデザインとは？
どんなデザインが消費者に好まれ、反対にどんなデザインはストレスになるのか？心理学を活用した商品開発をデザインの視点から紐解いていく。「シニアが欲しくなる商品」や「居心地の良い店舗」など、消費者が潜在的に欲しているモノ・コトの開発をデザイン心理学を応用して実現した事例も紹介。商品開発に活かせるデザインのヒントを探したい担当者必見。
【デザイン心理学】「買いたくなる」ウェブデザインとは？
デザイン心理学は、コーポレートサイトや通販サイト、あるいはSNSなど、ウェブ上のコンテンツにも応用できる。本書は主にウェブデザインに特化した構成で、認知心理学や行動心理学の視点から61の心理効果を解説。ネット上で消費者の購買行動を起こすにはどんなサイトにすれば良い？ デザイン・文章・画像はどうすれば良い？購買のための動機づけをどのように考えれば良い？そんな疑問に答える。
【編集部おすすめ記事】
■「良い商品なのに売れない…」悩んだ時にスッキリ解決、最新の人気マーケ書籍3選
■女性の「買いたくなる気持ち」を引き出すヒント満載、おすすめ書籍4選
■女性のためのコピーライティング
■つい手に取りたくなる「パケ買い」ヒット商品のデザイン
■何度も読みたい広告コピー
