ツヤ肌トレンドで認知高まる「水光注射」 女性たちの新たな選択肢に
クッションファンデの流行がきっかけとなり、日本の女性の間にツヤ肌ブームが続いている。クッションファンデは、韓国の美肌イメージ「水光肌(ムルグァンピブ)」を気軽に実現できることから韓国国内で大人気となったオールインワンコスメ。日本国内でも2年ほど前からにブームとなり、みずみずしい輝きを放つツヤ感のある肌、「水光肌」というキーワードが一般的になった。こうした影響から、「水光肌」を叶える美容医療として「水光注射」の注目が高まってきている。
水光注射とは?
水光注射とは端的に言えば、皮膚にヒアルロン酸をまんべんなく注入することで肌のみずみずしい質感を作り出す治療だ。
液状で柔らかいタイプのヒアルロン酸(非架橋ヒアルロン酸)を顔全体にムラなく注射するには技術と時間が必要なため、皮膚を吸引しながら極細の針でまとめて注射するハンコ注射のような特殊な医療器具(インジェクター)が開発された。この医療器具の利便性が高く多種の美容有効成分を皮膚に入れるのに優れていたことから、ヒアルロン酸だけでなく、ビタミン、アミノ酸、トラネキサム酸、成長因子、PRP(再生医療)などの美容有効成分がカクテルされるようになり、そうしたオプションも含めて「水光注射」と総称される。
水光注射の代表的マシンでは韓国HUONS社のダーマシャインが先駆だが、ヴィタールインジェクター、ダーマクイーンなど後発マシンも普及している。
水光注射の効果と費用
クッションファンデを肌表面に塗ると一時的には質感が上がりツヤ肌に仕上がるが、クレンジングで簡単に流れ落ちてしまう。しかし水光注射は肌バリアの中に封じ込めて浸透するのでその効果が長持ちする(個人差はあるが約1カ月〜3カ月程度)。針で刺すことによる創傷治癒効果もあり、治療直後ではなく、1週間後ぐらいから徐々に効果が見えてくる。
受けた人の実感としては、「肌がふっくらする」「透明感があがる」「毛穴が目だたくなる」「メイクのりが良くなる」など。費用はクリニックの設定によるが、おおむね1回あたり20,000円〜100,000円ほど(オプションにより幅が出る)。
韓国で2012年に開発された水光注射は翌2013年には日本国内に普及し始めて美容医療ユーザーの間では話題になっていた。医療器具もバージョンアップを重ねて品質も高まってきた今、「水光肌」というワードの注目を受けて、改めて知名度が国内で増してきている。
施術1週間後からの、肌の内側からにじみ出るような自然な潤い感、ツヤ感は見た目にも魅力的で、今後ツヤ肌を求める女性たちの選択肢のひとつとしてさらに広まっていきそうだ。
【執筆】
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