エイジングケア どちらを選ぶ?「美容医療派」「化粧品派」それぞれの声
ここ数年で、一般女性の間で美容医療の認知度が高まり、価格も以前より安くなったことで美容医療を肌ケアの一つの方法として選択する人が少しずつだが増えてきている。一方で、これまでと同様に肌ケアは化粧品で行うという人はまだまだ多数派だ。女性たちはどんな基準で肌ケア方法を選んでいるのか。美容医療専門サイトのアリュクスウェブが、「美容医療派」「化粧品派」それぞれの声を調査した。(調査対象:アリュクスウェブ利用者20歳〜65歳 300人 2017年10月実施)
美容医療派:プロの手による確かな効果を求める
美容医療派で多いのは、イオン導入や光治療など一度美容医療を体験した人が、安価で気軽に受けられる肌のメンテナンスとして費用と効果のコストパフォーマンス面で美容医療を選ぶケース。また、医師やカウンセラーといったプロの目線で相談できるのも魅力と捉える人も少なくない。美容医療派からは次のような声が集まった。
「スキンケアやコスメを使い続けるよりも効果を早く実感できる」(30代女性)
「今の美容医療は進んでいて症例もたくさんあり、安価になってきたから受けやすい」(30代女性)
「かかりつけのドクターとして、色々な悩みを相談できる」(40代女性)
「シミに対するセルフケアに限界を感じはじめた」(40代女性)
化粧品派:セルフケアの安心感を求める
化粧品を選ぶ人たちの大半の理由が、セルフケアの安心感と自分のペースでできる利便性だ。2017年は大手化粧品会社が相次いで高い効果を謳うエイジングケアコスメを発表し、また再生医療の幹細胞コスメが話題になるなどコスメの美容効果に対するユーザーの期待値が大きく上がった。化粧品派からは次のような声が集まった。
「良質な化粧品選びと丁寧なスキンケアで十分」(20代女性)
「忙しいのでクリニックに通う時間が取れない」(30代女性)
「最近のコスメは効果が分かりやすい」(40代女性)
「最終的にかかる費用がわかりやすい」(40代女性)
消えつつある美容医療と化粧品の境界線
今回の調査では、「なんらかのエイジングケアを行なっていますか」という質問に、30代以降の女性では約80%がyesと回答した。そのうちの約7割以上の人が「美容医療と化粧品はどちらにも興味がある」と回答しており、美容医療も化粧品と同様に女性にとって身近な美容法として認識されてきていることがわかる。さらに面白いことに、美容医療のイメージが一般的になってきたことに呼応するかのように、今度は明確に美容医療を意識した化粧品が登場してきた。そういった背景を受けて、美容医療ユーザーと化粧品ユーザーの明確な境界線もまた薄らぎつつある。
【執筆】
株式会社alluxe
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