台湾の美容医療事情

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近年、世界的な流行を見せている美容医療。アジア圏でも日本や韓国を中心に、年々広がりを見せている。今回は、台湾の美容医療事情をチェック。(執筆:日本国内の美容クリニック専門サイトアリュクスWEB

台湾は人口がそれほど多くないため、その規模感において、日本や韓国や中国本土に比べて美容医療ブームが取りざたされることは少ないが、住人の人口比で考えると何らかの美容医療を受けている人が多い。ちょっとお金のかかるエステといった感覚で美容医療を受ける人も少なくないようだ。美容医療も保険でカバーされる範囲が広いため、日本よりも気軽に受けられるということもあるようだ。

特に二重手術など、芸能人の顔に近づきたい「微整形」(プチ整形)が人気で、2014年には法律で未成年の美容整形が禁止されるほど若者たちの間でもブームになった。

人気の美容医療の診療メニューに関しては、日本とそれほど大きな差はない。日本でもたるみ改善によく使われているハイフ系治療(ウルセラやダブロ、UTIMSといった肌と筋肉の境目にあるSMAS筋膜引き上げのマシン)。シワ取りには、ヒアルロン酸とボトックス。シミ取りにはヤグレーザー。毛穴対策にピコシュアレーザーやECO2レーザー。

レーザー系の治療が2,000円程度で受けられることも多く、日本の美容医療に慣れた人にはとにかく安いという印象を受けることが多いだろう。日本から台湾に旅行した際についでに安いレーザー治療を受けて行くという需要もあり、台北近郊の美容クリニックには日本語対応の場所も増えている。

中国本土や韓国と同様に、肌質も日本人と近いため、双方の美容医療の交流は今後さらに盛んになっていくだろう。

【執筆】株式会社alluxe

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