シミ、傷跡、タトゥー隠しに 女性たちの救世主

シミ、傷跡、タトゥー隠し、高保湿ケアに。女性の救世主としてシールが大活躍。

シールで簡単隠し

機能性フィルムメーカーのコスモテック(東京・立川)と、デザイン会社のkenma(東京・新宿) が開発したのは、傷跡やタトゥー、シミを自然に隠す素肌へ貼るシール「SUHADA seal(スハダシール)」。海やプール、温泉などの露出の多いシーンや冠婚葬祭のフォーマルなシーンで、傷跡、シミ、タトゥーなどを目立たせず、素肌っぽく見せたい時に役立つ。なめらかなグラデーションを実現したことで、一見すると「素肌?と」思わせる肌なじみで、さらにテープと肌の境目も目立たないのが特徴。

出典:コスモテック

“若気の至り”でタトゥーを入れたものの、結婚して子供ができるなど年齢を重ねたりライフステージの変化でタトゥーを入れたことを後悔する女性は少なくない。

かといってタトゥー除去手術は、金銭面も残る傷の大きさの面からも躊躇してしまう。タトゥーだけでなく、大きな傷跡や、傷跡によってできてしまったシミで悩みを持つ女性たちにとっても、プールや家族での温泉旅行、ワンピースやノースリーブなど肌の露出が多めのオシャレを楽しみたい際に、手軽に自然に隠せる同商品は救世主だ。ネット上には「脚に大きな傷跡があってずっとズボンをはいていたがシールを貼ることでこれからはスカートもはけそう」という声も見られた。

上記2社は、特に介護職の人たちの間で大ヒットした「シリコン製のウェアラブルメモ wemo」を開発した会社として知られている。

出典:コスモテック

極薄人工皮膚で保湿ケア

極細繊維を直接肌に吐出し、肌上に極薄膜をつくる技術「ファインファイバーテクノロジー」を開発したのは花王。夜のスキンケアの最後に、肌に極細繊維をふきつける。肌上に形成された極薄膜がなじんで透明になり、寝ている間、長時間肌に密着。膜をはがす翌朝までひと晩中、肌の湿潤環境を整えて乾燥から守り、肌のうるおいをケアする。第一弾として化粧品領域から事業化し、将来的には医療領域への応用も視野に入れる。ケミカルピーリング、レーザー治療後のケアや、損傷を伴う皮膚疾患に対しての治療貢献、痣(あざ)や傷あとなどを隠すカバーメイクや、アピアランスケアといった分野が考えられるという。

医療の高度化が進むも、それによるアピアランスケアはなかなか進まないのが現状だ。外見変化は女性に大きな心の傷を残し、それが原因で社会とのつながりをたってしまったり、引きこもりがちになる女性もいる。「シール」が女性にもたらす希望は大きい。今後、美容領域から医療領域までシールを応用した商品が続々と登場しそうだ。

 

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