被災者に向けたCSR活動 医療向けウィッグサービス延長決定 アデランス
アデランス(東京・新宿)は東日本大震災で被災したがん患者向けに、ウィッグのお手入れなどのサービスを通常価格の半額で提供する「ウィッグお手入れ支援サービス」を延長することを発表した。
同サービスは、東日本大震災で被災したがん患者に医療向けウィッグなどのケア用品を届ける支援団体「One Worldプロジェクト」に同社が賛同したもので、同団体が提供したウィッグを対象に、同社がシャンプーやヘアカットなどのお手入れを通常価格の半額で行う。CSR活動の一環として、当初は病院内ヘアサロン店舗を含む16店舗の対応でスタート。その後、2013年に「福島県立医科大学附属病院店」、2014年に「アデランス横手」、2017年に「アデランス仙台泉中央」でもサービス提供を開始した。今回の延長後も、東北6県の全19店舗でサービスを提供する。
同社はお手入れ支援サービスを2012年7月から現在にわたり提供し、今月末で終了の予定だったが、継続の要望が多く寄せられたため2019年6月30日まで延長することを決定した。
【編集部おすすめ記事】
■がん検診受診状況 男女ともに上昇傾向 検診受診率が特に高いのは?
■ 2018年のヘルスケアトレンド(健康・美容・予防医療)
■【保存版】ヘルスケア女性マーケティングに役立つ!政府公表の資料・データまとめ
■【保存版】女性向けヘルスケアビジネスの基本と全体像が分かる!まとめ